冷湿布の効用とリスク・盛岡整体「観身堂」

身体症状には様々なものがあります。

慢性症状、痛み、疼痛、シビレ、脱力感、倦怠感、吐き気、めまい、胸痛、腰痛、頭痛、偏頭痛、耳鳴り、動悸、息切れ、震顫(シンセン・ふるえ)、等々その他いろいろあります。

慢性症状 肩こり 腰痛 頭痛 めまい 倦怠感

上記の症状は観身堂に来院される方々がかかえてくる症状の一部の症状です。

ここで治療した方の事例を紹介しましょう。
「ぎっくり腰でまったく動けず、医大病院の整形外科では入院安静しかないと言われたけど、家庭の事情で入院なんてできず、泣きながら観身堂さんに電話予約しました。

丁寧に対応して頂きました。正直今までたくさんの接骨院や鍼灸を歩きましたが、こんなすぐに結果が出たのは初めてです。

全身を50分施術していただいて直後には歩けるようになりました。絶対に通います。」という内容で口コミをしてくださったこの方、3回来院しましたが完全回復して今はおいでになっていません。

MRIを撮った医大の処置は、鎮痛剤と腰に張り付ける冷湿布だけだったとのこと。

電話をいただいた日はあいにく予約が取れない状況でしたが、電話のむこうの声は半べそ状態で、冷湿布を貼っても鎮痛剤を飲んでも全く効果がなく、腰が痛くて苦しくて歩けないという状況でした。

とても気の毒でしたが翌日に予約をしていただいた次第です。

電話では「何とか自分で応急処置ができませんか?」ということでした。

「今すぐに冷湿布をはがして温かいシャワーで冷湿布の成分を洗い流してください。そして腹巻をして腰を冷やさないようにしてゆっくり休んでいてください。」とお答えしました。

翌日治療においでになって「温かいシャワーで腰を洗ってあたためたら底苦しい疼痛が和らいで眠れました。」ということだった。

ここでいつも疑問に思うのは、なぜ整形外科では「炎症」という言葉で痛みに対して湿布で片付けてしまう傾向にあるのかということ。

炎症というと、患部が熱をもっていても炎症というのですが、熱をもっていなくても痛みがあるということ=炎症という捉え方もされています。

あるいは患部のレントゲンを撮った結果で炎症としている場合があります。

このようなことから炎症には冷湿布という処置が整形外科では一般的なようです。

今回のように、患部が熱をもっていない状態であるけど痛みがあるという場合、ぎっくり腰だということで病院に行きますと、必ずといっていいほど冷湿布をだします。

ところが、この冷湿布を貼りつけると疼痛を訴える場合があります。

本来、冷湿布が有効なのは、患部が熱をもった炎症状態にあるときだけであって、熱をもっていない痛みの場合は逆に温めたほうが痛みは和らぎます。

熱をもった痛みには、打ち身・打撲・捻挫などがあって、さらに内出血しているような状態のときも冷湿布をしなくてはなりません。

患部に対する冷湿布と温める処置の仕方を間違うと辛い思いをするのは患者さんです。

要は患部の症状を診たときに冷湿布をするべきか、逆に温めるべきかという基本的な処置が正しくなされていないことが多いということ。

このことは観身堂においでになる患者さんたちの状況、実態からいえることであり、確証のないことを述べているわけではありません。

気をつけなくてはならないのが、冷湿布鎮痛剤の多用は胃腸障害をもたらす原因にもなりえる懸念から、これまで鎮痛剤を多用している人たち、あるいは現在鎮痛剤を服用しているという来院者にはいつもお伝えしてきました。

長期にわたって鎮痛剤の連用は胃腸に相当な負担を掛けるだけではなく、整体施術の効果に対する自覚が薄れるだけでなく、回復が遅くなりますよと。

なぜ回復が遅くなるのか、それは鎮痛剤で痛みを抑えれば抑えるほど、根本的原因が改善されていない状態なのに痛みが軽減されるからということで体を使ってしい、結果的に更に歪みを悪化させてしまうことになるためです。

鎮痛剤の服用量を増やす、坐薬を使用する、ステロイド系の強い鎮痛剤を使用することは決して体の為にはならないということを来院する患者さんにお伝えしてきましたが、その理由がお分かりいただけるかなと思います。

痛み止め・ステロイド剤・筋弛緩剤を使用していても改善が見られない、一進一退の方はお早めにご相談ください。

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Posted by 観童