静寂・沈黙・孤独のニーズ

瞑想
価値を失った言葉
乱暴な言葉がいきかい、お互い人が言っていることも信じられなくなっているとすれば、それはとても悲しいことです。
そして自分たちが何をいっているのかさえ理解していないこともまた重大な事だと思うのです。
言葉の不明瞭さがますます拡大し空恐ろしくさえ思えることもあります。
必ずしも多くを語らずとも、少ない言葉で自分が伝えたいことを、正確に言えたならどんなに素晴らしい事だろうか。
私達は本当の会話をしていない気がします。
いろんな場面で、私たちが口にする意見を相手が聞いていないか、また、相手が話す言葉を受け止めるでもなく、平行線をたどって消滅している場合が多いように思うのです。
それでも私たちは、まるで話すことで人生の空虚感を埋めているような錯覚におちいり、ひたすらしゃべり続けることで満足感を得ようとしています。
人間は、沈黙には耐えられないのでしょうか。
語ることで何かしら発見することもありますが、言葉を選んで短く語ることによっても心地よく、意図することが相手に伝わることがあります。
縦板に水の如く言葉を連発する人もいますが、しかし、必ずしも言葉数の多さで自分の意図が伝わるということではないでしょう。
禅の教えでは、「沈黙」を優先し、心の静寂さと向き合うことなくして、無知と苦しみの根を断ち切ることはできないと説いています。
そうでうす。
私達は、忙しく心を働かせ、行動しているときは、良くも悪くも勢いで生きている為に自分の本質を見逃していることがあります。
そういった意味で、静寂のなかでしか、自分の表面的な心の悪癖、自我の壁を打ち破ることができません。
「静寂」「沈黙」「孤独」を大事にしたい理由と根拠はここにあります。
そうすることで私たちは今という瞬間を真摯に見つめることができるようになり、人生が如何に尊いものであるかを悟るようになるでしょう。
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