動物霊の実態・ペットの行先


「動物霊は何が良くナイのでしょう?亡くなったペットは悪い霊になるのですか?」
このような質問をいただきましたのでお答えします。
お問い合わせをくださったことにお礼を申し上げます。ありがとうございます。
動物霊は何がよくないのか。
私がブログの中で、ときどき話題にする動物霊というのは、その殆どが狐の霊か蛇の霊です。
狐と蛇は心の不調和な人々の波動エネルギーに引き寄せられて傍に忍び寄ります。
稀に犬や猫などの関わりもありますが、この辺の事情は後で説明をしましょう。
さて、蛇そのものは人類がこの地上に誕生する以前から生息していた動物で歴史が長く、それだけに他の動物より、良くも悪くも知恵があり、魂の霊力も地上の人間以上に強いものがあります。
しかし、その霊波動は非常に荒く、執拗で大きな波の形となって、正に蛇行する姿でわかるように、人間の思考や体調にジワジワと悪影響を与えてきます。
4次元世界の動物は霊力が強いとはいっても人間の知恵という霊波動とは異質なもので、魂のステージそのものが別なものです。
動物は死んであの世にいくと動物霊を統括する使命をもった天使の支配下に属し、動物としての魂の修行をすることになります。
特に狐の場合はこの世でいうところの稲荷大明神という名を持った天使(神ではない)の眷属(ケンゾク、使い)となって学習をするケースが殆んどです。
しかし、この修行が辛くて脱走するものが多いのです。
脱走した野狐の霊は放浪生活の末に地上の人間に関わるようになってきます。
ご利益主義の商売繁盛を祈願し、稲荷信仰をしている人々の不調和な心の波動に引き寄せられて、家や神棚に巣くうことになり、やがて憑依を繰り返すことになります。
このようにして狐の霊に憑依されますと、ノイローゼ、情緒不安定、不眠、言行不一致、など精神的疾患を現わしてくる場合がありますし、中には体調不良を起こしたり、難病に陥るケースもあります。
このような場合は病院であらゆる検査をしてもその原因を突き止めることは困難となるでしょう。
稲荷には油揚げを神棚に供えたり、お酒を供えたり、蛇神(蛇霊)には卵を供えたりと、上げ膳、据え膳で祀ることに狐や蛇は有頂天になり陰で働きます。
人間は、一時期、困ったときの神頼みで拝みはするが、やがて繁盛して財を成すと神棚の稲荷神や蛇神への奉公もなおざりになるもの。
そうなると居座っていた野狐の霊や蛇霊は、「俺が陰になり働いて儲けさせてやったのに供え物もせず、感謝もしないとは許せない」となって禍してきます。
いわゆる世間でいうところの祟(たた)りである。
神棚に神を祀っているつもりが実は動物霊を祀っているという場合があるのです。
真の神(大宇宙の意識)は祟ることはないのだが、祟りは人間のご都合主義がつくり出した悲劇です。
あの世の動物霊が悪いのではありません。
ある面では動物霊たちも人間のエゴによる犠牲者です。
蛇の場合は特に、間違った信仰をもって、心が不調和な人たちが憑依されている場合が多いです。
また特別に信仰を持たなくても陰湿、ネガティブな性格で人を恨んだり、妬んだり、嫉妬心の強い人、怒りをあらわにする人に蛇霊の憑依が多くみられます。
人間の都合による稲荷神信仰、蛇神信仰は感心しません。
何故なら、真の信仰とは言えないと思うからです。
もし、稲荷神社のお札や神棚、祠などを祀っていた人がそれをやめたいと思うならば、近隣の神社、あるいはお札を頂いた神社にそのお札を持っていき、志を添えてお返しすればよろしいでしょう。
そして「今までお世話になりました。」と感謝の心を向けることでよろしいかと思います。
ペットが死んだあとは悪い霊になるのか。
これは、そんなことはありません。
但し、まれに虐待を受けて死んだペット(特に犬や猫、蛇など)の場合は恨みの念をもって憑依したり、そのことによって精神的に問題がおきたり、身体の不調をおこしたりする場合があります。
実例・保健所に勤務する女性が体調不良を訴えたケースがありました。
この方が、ある霊能者のところに相談にいきましたら、あなたのことを心配して動物が守っていますよと言っていたといいます。
しかし、この方は不思議でならなかった。
ペットを飼ったことがないからです。
では実際のところはどうだったのかということです。
この女性は保健所に勤務していた職員でしたが、毎日の仕事は、捨てられたペット、特に犬や猫を使って薬剤や病気の動物実験をしていたのです。
その為に悲しく淋しく死んでいった動物が年間数百頭と相当なものでした。
人間の都合によって飼い主から捨てられたり、野犬化したり、野良猫になったりで保健所に収容されて薬殺される犬や猫も相当な数です。
動物たちは献体をしながらも、やはり飼い主に捨てられた無念の思いをもって死んでいくのです。
この女性は日頃の業務が忙しく、動物たちに感謝の心を向ける余裕などなかった。
この女性職員が悪いということではありませんが、結果的にそれが憑依をつくりだしたのです。
動物も人間も死んで悪霊になるということではなく、死に際、生前の想いがどうあったかであの世の姿、霊格、居住段階が決まるということです。
飼い主に愛されたペットは死んであの世に行けば成仏するし、いつまでも飼い主の傍にいることはありません。傍にいてはいけないのです。それは人間も同じです。
ペットを飼うことによって心の情操が育まれることは子供にも大人にも良い影響を与えるでしょう。
ペットに愛情を注ぐことでペットからも大切なことを気づかされる場合が少なくありません。
一方、人間の場合は、死者がいつまでも遺族のそばにいるようなら自縛霊、浮遊霊となっている証拠です。
従って、ペットとして飼っていた動物であっても、死んだのちは然るべき世界に入り、そちらで生活することになっているのです。
例えば、一時的に飼い主の傍にくることはあっても、本来は、どのような理由があろうと地上で生きている人間の背後に長くとどまったり、憑依することは自然の法則、あの世の法則、秩序に反することになります。
動物霊でも人間の霊でも生前に関わった人のことが心配だからという理由でいつまでも傍に寄り添っていたり、憑依していたら、あの世の縁者は数知れない膨大なものですから、この地上で生きる人は身動きできなくなるでしょう。
そのようなことにならないために、この地上生活とあの世の関わりには天が創った厳然としたルールがあるのです。
この地上における私たちの生活をみてもわかるように、親しい中にも礼儀があります。
土足で相手のプライバシーに踏み込むことは社会のマナーとして慎まなければなりません。
それはあの世でも変わりない秩序として存在するのです。
親子、兄弟姉妹といえどもあの世に還った者が、この世の人間にいつまでも関わることや、付きまとうことや、まして憑依することなどは許されることではありません。
この地上の人間に関わってよい、あの世の存在は、守護霊と指導霊だけであるということは侵せない宇宙の法則であり、霊界の秩序であります。
ご理解いただけましたでしょうか。
私は犬が好きでこれまで5頭飼いました。
2頭は捨てられて骨折していたワンちゃんです。
現在は14歳の雌の老犬と毎朝の老々散歩です。
亡くなった愛犬たちには一定期間を限定して感謝の思いを伝えることで供養の形としました。
それ以上は、愛犬の為にもあまり執着して意識を向けることはすべきではないと心得ております。
あの世では皆それぞれに生活をし、学習があるのですから。
きょうも最後までお読みくださいまして心から感謝もうしあげます。またの訪問をお待ちしております。ランキング参加しております。、下のバナーをポチッとクリックして頂ければありがたいです。