家系の因縁が長男にきますか?

家系図

ここに記述する問題は、相談者の生まれ育った家庭環境にはじまり、少女期、結婚後の環境、夫婦の問題、親子関係、宗教被害、マインドコントロール、カルト宗教の実態、義父母との関係、健康など、様々な人生の中の出来事を事実そのまま掲載しております。

誰もが体験し得る可能性があることでもあり、自分の立場に置き換えて一考いただければ掲載することの意義が活かされることになります。

居住地は非公開で名前も仮名(美子さん)で投稿いたしますが、相談者ご本人の努力によって心の苦悩が薄れ、改善され家庭の空気も本来の和やかな時がながれるようになっていったことは、下記の投稿をご覧いただけば具体的状況の把握ができるかと思います。

2012年9月26日に初めてメール相談をいただいて以降のやり取りの詳細を原文そのまま公開できますのも相談者に快く承諾をいただけたことによるもので感謝しております。
この問題について取り上げた過去の記事タイトルも載せておきましたので参考にしていただければと思います。
トラウマ・夫婦生活・宗教被害・(クリック参照) 2012年11月8日投稿済み
夜尿症の治癒&夫婦の調和・(クリック参照)2012年11月9日投稿済み
邪教マインドコントロールの克服・(クリック参照)2012年11月10日投稿済み
トラウマ・セックレス・宗教被害者のドキュメント(クリック参照)2013年3月5日投稿済み
続5トラウマ・セックレス・宗教被害ドキュメント(クリック参照)2013年3月7日投稿済み
2013年3月14日 受信

先生こんにちは。美子です。 メールの返事が遅くなってすみません。
主人のことを気にかけて下さって有難うございます。
痛風ですが、10年前に発病しました。 元来ビール好きで2~3リットルは当たり前で、大学生の頃は深酔して民家のガラス戸に倒れ込み大けがをしたそうです。
痛風が出始めた頃は実践倫理に夫婦で通っていました。 (親がやっていたので自然と・・・) でも主人はそこでの教義と会員の実態のギャップに苦しむようになり、5年ほどで幹部と喧嘩をして辞めてしまいました。
仕事での人間関係にも悩んで、ビールを飲むたびにその方の愚痴になり家族に当ることが多々ありましたが、その方が3年前に突然退職して今は仕事も順調に進んでいます。
ここ数ヶ月は肩と首が痛くて、様子を見ていましたが明日にでも接骨院に行くと行っています。
日頃から甘いものは控え、食生活も野菜や魚中心の生活に心がけています。
私が先生に質問したいことは家系の因縁についてです。
2012.9.20投稿の先生のブログ(前世の業?先祖の業?)を見ていると家計の因縁なんてないのかなと言う気持になりますが、あえて質問させて下さい。
私は家系の因縁は長男が一番受けるんじゃないかと思ってきました。 是非先生の意見が聞きたいと思っています。
実例として私の実兄(現在46歳)はこれまで私が知る限り自殺未遂を2度しました。
アルコール中毒で専門病院へ3度入退院を繰り返し、重度の症状で鉄格子の部屋にも入っていたこともあります。
うつ症状も随分回復し、現在は精神安定剤と睡眠薬を服用しながら自営を手伝っていますが、独身で障害者年金をもらいながら両親と暮らしています。
また嫁ぎ先の義理兄も離婚後、アルコール中毒になり同じ時期に実兄と同じ専門病院に2度入院しました。
義理の兄は親の強制で病院に入り2度目の時は逃走してそのまま自宅に帰り、現在は両親との縁が薄く、連絡もほとんどありません。
義理兄は異常に義父母を嫌っています。弟である主人とも不仲で気難しい人です。
また長年実践倫理をしている方達の長男さんがうつであったり、50歳近くで独身なのをみていて私の中で「長男は家系の因縁を背負うのかな」と思うようになりました。 私の偏見でしょうか・・・。
周りでそのような状況を見てきたので、我が家の長男の事も私自身が過敏になっていたのだと思います。
家系の因縁について正しい知識がほしいです。
私は統一教会で家系図をみせられ、絶家だ、悪い因縁だ、と言われてきました。
実兄や義兄の姿を見ては我が家の長男の将来を心配してきました。
でも最近は、その不安な想念が子供に伝わっていくのではと先生のブログを拝見しながら気付かせてもらっています。
先生、お手すきの時ご指導下さい。よろしくお願いいたします。
お体に気を付けて下さい。
2113年3月16日 返信 
美子さん。こんばんは。
私は宗派宗教に属しておりませんが、基本的には宗教を悪いものとは思っておりません。
宗教を利用して利益しようとする人間の欲望が、自分たちの都合のいいように教義をつくり、お釈迦様やイエスのシンプルな教えを湾曲してしまって、迷わせているところに問題があると理解しています。
事実として申し上げたいのですが、実践倫理に夢中になっている、ある会社の社長さんが私のところにきました。
社長さんの心の中は、私という人物を確かめたいという気持ちがあるのが読んでとれます。
私は、その社長さんの話しに相槌を打つだけで、こちらから話しをすることはしませんでした。
何故なら、その社長さんの心に蔓延している不満と愚痴と怒り、驕りを既に見ていたのです。
そして憑依している稲荷の卷族(けんぞく※配下の使者)である狐の存在に気づいていたからです。
謙虚な方ならば、話し合いもしたいと思いますし、憑依の件も速やかに解除してやらないでもありませんが、このような一方的で傲慢な人間は一時的には憑依霊を取り除いてもまたすぐに憑依されてしまいます。
この会社で働く社員は精神的疾患を病み、二人ほど私の所で救済をしたことがあります。
この社長さんは実践倫理をやりながらも、稲荷信仰をし、会社に神棚を作り、毎朝、社員に拝ませているのです。
純粋な信仰心ではなく、欲望のためのご利益信仰です。
おぞましいほどの人間のエゴを見て哀しみさえ覚えました。
実践倫理宏正会は文科省の認可で、社団法人ではあるが、活動内容と教義の矛盾は御存じのとおりでしょう。
教義と幹部の、あるいは信者の言行不一致は宗教界にはつきものですが、素直な真面目な人ほど現実のギャップに苦しんでいます。
費用的な面でも冊子を一人で背負いこみ無理な負担をしている人たちもいます。そういうことを暗に示唆したり、強制して吸い上げるお金は想像を絶する金額です。
矛盾がある教義、教団からは去るべきです。
私は知っていることの真実をブログで全て話しているわけではありません。
あまりにも酷くて公開できないような事実があるからです。
例えば、某教団のビルは、どこのビルも金ぴかで立派な建物で、その中に若者たちも、大人も吸い込まれるように入って行くのですが、しかし、そのビルは黒く大きな大きな蛇がグルグル巻きにして居座っているのです。
そこに出入りする人たちは皆、子分の蛇たちを背負って出てくるのです。そして不調和な生活をしています。
間違った教義、教団には100%動物霊が暗躍しています。そのことに気づいている人は皆無に等しいかもしれません。
話しが脱線しました。戻しましょう。
ご主人がもう少し心を調和できれば仕事はもっと順調に回り始めるでしょう。
家族のために日頃から食生活を気づかっていることは有り難い事です。
美子さんの努力には感謝です。
さて痛風は現代医学では完治は難しいとされ、生涯の疾患とも言われていますね。
薬もある程度必要かもしれませんが、しかし、メンタル的な視点から努力をされることも医学以上に重要かと思いますがいかがでしょうか。
接骨院にいくということですが、治療内容はどのようなものでしょうか?
これまでの経験からいいますと接骨院よりはマッサージ専門か腕の良い整体の方がよいかと思います。
接骨院の場合はマッサージは局部的であとは電気療法が主体の場合が多いようです。
保険診療ができるという点では負担が少なくできますが、体の為を思えばマッサージ専門の方がお奨めです。
質問の家系の因縁についてお話ししましょう。
『私は家系の因縁は長男が一番受けるんじゃないかと思ってきました。』ということですが、これは家系(先祖)の因縁因果がということではなく、現在の家族の影響という意味で捉えていいですか。
2012年9月20日の投稿しました前世の業?先祖の業?では先祖の因縁で家族に問題が発生しているのではないということを詳細に説明してあります。((前世の業?先祖の業?)参照)
人間の、人格、性格、個性、人間性、器の大きい人、器の小さい人、心の広い人、狭い人、できた人、未熟な人、偏った性格、丸い人、等々、これらは全部、心を表現した言葉です。
この心はどのようのして形成されていくのかとなると、先ず第一に、
生れた環境(生れた国、貧富の違い、文化の違い)
家庭環境
生活習慣
文化、伝統、宗教
冠婚葬祭
知識
社会生活
価値観などによって成されていきます。
あなたのお兄さんの現在の生き方は、先天的な要因が3割、後天的要因が7割、この7割の内、4割は御両親の影響によるものといえます。
人間は無垢な状態で生れるとはいっても、3割の先天的カルマを持って生れてきます。
先天的3割の要因とは、お兄さん自身が持って生まれた魂の傾向性です。
この3割の状態を2割に減らしてあの世に帰るか、5割に汚して帰るかは其々の人生です。
私達はこの世の人生を終えてあの世に帰りますと、この世の心の垢を落とすべく反省と調和という修養生活をします。
人によっては地獄からのスタートもあります。
幽界からのスタートする人もあります。
霊界に入るまでに結構な時間を要します。
それほど地上で心に垢を溜めてしまっているということです。
人によっては数年、業の深い人は数十年かかる人も多いのです。
あの世にいて心の修養をすることで、心の傾向性(自我)をゼロまではできなくても、3割程度までは修正できるでしょう。
そして時期が来れば数百年後、千数百年後には地上再誕のチャンスをいただけることになります。
この3割の個性のなかには、人それぞれの傾向性が内在しています。
地上に生れて人生を営むなかで過去世の癖が表面化してくるときに、悪癖が出ると再び翻弄(ほんろう)された悪しき人生を再現することにもなるわけです。
人間は、良くも悪くも約3割の傾向性をもって生れてくるということが言えます。
亡くなってすぐに霊界に入れる人は、心の垢が比較的多くない人です。
菩薩界に入れる人は非常に少ないです。
如来界に入る人は殆どいません。何故ならモーゼ、釈迦、イエスのような悟りを実践した人でないと如来界は入れない世界だからです。
両親の不調和はあなたがた御兄弟の心に悪影響を与えないはずはありません。
それに間違った宗教に傾倒した結果の間違った宗教観、そして教団にたむろする邪霊たちの悪影響に翻弄された生き方。
お父さんは今世は『人生の目的、生れた目的』を気づけないで終わるかもしれません。
お兄さんの少年期や学生時代の様子はどのようなものだったのでしょうか。
二度の自殺未遂は何歳のときのことですか。
御両親にとっては非常に厳しい言い方になると思いますが、敢えて言わせていただきます。お兄さんは御両親の犠牲者でもあります。
正しい愛情をいただけなかった結果でしょう。
やはり、義兄は御両親の犠牲者でもあります。背景には宗教と霊的な問題もあります。
はっきり申し上げて、間違った宗教や団体などで学び、信仰した人たちのあの世での生活は相当に辛いものになります。
それは想像を絶するものです。何故なら、次元の低い教義に心が塗り替えられて曇っているために、軌道修正をできるまで時間がかかるからです。
間違った教義を信じて亡くなると、その間違いを修正することが非常に困難を極めることになります。
義兄弟の不仲は、あなたのご主人がお兄さんを裁かず、許してあげて優しく声をかけてあげることで距離が縮むでしょう。
お兄さんの立場にすれば、優秀な弟が厳しく、自分に冷たく接すれば遠ざかるのも無理はないと思います。
長男というのは誰が教えるでもなく、自分が親の後を継がなければとか、親の面倒をみなければということを心の隅に持っているものです。
しかし、いろんなしがらみや事情から自分の家に居にくい雰囲気ができあがっていくことで居場所がなくなり、心の病にまでなる場合もあるのです。
優位な立場にある者が弱い立場にある者をフォローしてあげなくてはいけないのです。それがあなたのご主人の立場でもあるのです。
あの世にいる時の御兄弟は仲の良いお二人なのに、この世では地上的な価値観や親の都合、人間のエゴなどによって仲たがいすることは残念で悲しい事です。
この点はお二人ともあの世に帰ってから反省しなければなりませんよ。
家系(先祖)の因縁因果が子孫にではなく、親の言動(因果)が子の言動(因果)となると理解してください。
そして、先祖の因縁が現在の諸問題の原因だという考え方は地上人間の逃避です。
これまでの宗教が説いた先祖の因縁が子孫にというのは間違っていますという話しは2012年9月20日のブログに記した通りです。
私は、うつ病患者とは数知れないほど対峙してきました。そして、多くのうつ病患者を復帰させております。
私の手法は、病む者を全てそのまま受け入れます。
カウンセリングで殆どの人が号泣します。子どもも、大の男も皆ボロボロに泣きます。
そして回を重ねて徐々に心のドグマを引っ張り出し、捨てさせる協力をしていきます。
そのなかで見えてきた実態は、親の間違った愛情によって子どもの心に渇愛が深く、大きく作られてしまっていることによって、時期が来ればうつ病として発症するということです。
親たちの間違った宗教も人間の矛盾を創り出しています。
宗教は人間の心の自立のための支えになるものでなければならず、宗教のための信仰であってはなりません。
間違った宗教を信仰する家庭にも、うつ病患者が発症するのは事実です。
これは、根本的に生活を犠牲にした信仰生活になるためと、家庭の霊域が非常に悪くなるためと、愛のあり方が間違ったものになるためです。
そのような家庭に育った子どもたちは犠牲者です。
美子さんのご長男の件は、冷静に暖かい愛情で見守ること。
あなたの愛が実を結ぶのは御長男が自立する姿をみるときに成就しますよ。
『過去を引きずることなく、先を憂えることなく、いま愛を尽くす。』
これに勝る子育てはありません。
理解できないことがありましたら遠慮なく言ってください。

※御主人の痛風について

一般的にいう関節炎や通風などの原因はさまざまですが、症状の重さはその人の精神的、感情的なブロック(こだわり、アンバランス、執着)に比例していると言えるところが大です。

これまでの経験から判断しますと、関節炎や通風は自分自身に厳しい人が発症しやすい傾向にあります。

例えば、立ち止まることを許さない人。

好きなことをするのを自分に許さない人。

さまざまな要求をすることを自分に許さない人などです。

そういう人は他者が自分の欲求を察知して、それを満たしてくれることを潜在的にいつも望んでいます。

そして、他者が自分の期待に応えてくれないと、失望して、悲しみや恨みを抱え込むのです。

中には、復讐したいと思う場合もあります。

もちろん、実際には復讐などできないのですが、そのために強い怒りを感じ、さらにその怒りを抑圧することになります。

結果として、心の中は裁きの思いで一杯になるのです。

もし、助けがいるのなら、他の人たちがそれを察してくれるのを待つのではなく、自ら行動することです。

痛風や関節炎にかかる人は、一見すると素直であるかのように見えるのですが、実はそうではありません。かなり強情なのです。

心の中に怒りを抱え込んでおり、しかも自分が怒りを感じていることで自分を責めています。自責の念です。

痛風や関節炎も感情も、同様に、人を動けなくします。

痛風にかかった人は、感情を心の中にため込むのをやめなければなりません。

精神的な問題

痛風や関節炎を発症している人は、どうして自分は何かを人に要求するのが苦手なのかを考えるべきです。

自分の考えを、優しく、ゆっくりと、穏やかに表現して伝える訓練がひつようです。

話している時の顔の表情に自然の笑みがあるだろうか。工夫をなさってください。

自分の好きなことをし始めると、どんどんエスカレートして、自分はエゴイストになってしまうのではないか、と考えていませんか?

もしそうだったら、本当にそうなのかどうか確かめることをお勧めします。

もしかすると、ご主人はエゴイストという言葉の意味を取り違えているかもしれません。それを確認してみるべきです。

そして、そうする時には、裁きの心で行なうのではなく、喜びの心で行なってください。喜びの心とは生かされていることへの感謝です。

もしご主人が、他の人たちからの感謝がほしくて仕事を背負い込んでいるとしたら、どうかその事実を素直に認めてください。

そして、誰かに強制されたからそうしているという考えは自分を抑制する想いになるので、意に沿わない仕事は、受け止め方の訓練をする機会を与えられたということを認めましょう。

裁きの心で物事を行なうのではなく、喜びとともに行なうことによって、ご主人は今より柔軟になり、身軽になり、生き生きとしてくるでしょう。

きっと人生があなたに微笑みかけるのを感じるようになるはずです。

感情的な側面

足の親指が痛くなった場合、その人は、人を支配したいと思いながらも、自分にそれを許していない、ということが言えます。相反する想いが痛みとなって現れている状態です。

一見、支配的な人間のようには見えませんが、しばしば間接的な方法で人を支配しています。

この病気になるということは、また、その人に柔軟性がないことを示しています。

つまり、先のこと、未来に対して頑固な態度を取り続けているのです。

さらに、誰かまたは何かに対して、嫌悪感を持っていることが特徴です。

痛風は、関節炎の一種であると言えるでしょう。

体からご主人のメッセージはこうです。

「あなたは頑固な態度を手放して、本当の自分を取り戻す必要があります。

自分が時々、人をコントロールしようとしている、ということを認めましょう。そうでない人間に見せかける必要はありません。

あなたが未来に対していだいている恐れは、根拠のあるものではありません。それをしっかリ認識しましょう。

そして、自分の恐れについて率直に語ることが大切です。」

恐れがなければ怒る必要もないのです。

参考になさってください。

2013年3月21日 受信 先生こんにちは。美子です。
今日も「お経・先祖供養・宗派宗教のあり方」で学ばせていただき、有難うございました。
数日前、久しぶりに姑の一言に傷つきました。内省をしても自分の思いばかりが出てきて、「謝ってほしい」という気持が消えず怒りが収まらず、自分の器の小ささを実感しました。

今日の先生の投稿を見て「もっと大事なことは、私たちが争いのない生活、即ち、不満、愚痴、怒り、妬み、中傷のない生活をすることであろう」とあり、紛れもなく今の私で、もうこの汚い心を捨てようと切替えることが出来ました。
有難うございました。

また、主人のこと、実兄を見て下さり有難うございました。
今までのことを振り返りながら、理解できるまで何度も読ませていただきました。

私の実兄の幼少の頃ですが、2歳の時交通事故に遭い数日意識不明の中、奇跡的に回復したそうです。
当時、父は実践倫理の初代会長へ兄のことを相談したら長男の靴を持ってくるよう言われたそうです。
翌日、実兄が目を覚ましたので会長先生へ報告に行くと、お弟子さんから「昨晩は会長先生、苦しまれましたよ」と聞いたそうです。
表だっては公表してなかったそうですが、当時は「身代わり」と言うのがあったそうで、父は初代会長先生を息子の命の恩人と、今でも感謝しています。

小学生の頃の兄はリーダー格の友達の子分で、バイク屋に侵入し万引きして裁判沙汰にされそうにもなりました。
中学、高校と反抗期がなく、母も不思議だったそうですが実践倫理をしているからいい子なのだと思っていたそうです。

高校では体格がいいのでラグビー部に所属していましたが、もともと口べたで高校卒業後は人とのコミュニケーションもうまくいかず、仕事も転々としました。
最終的に実家を手伝うことになりました。

自殺未遂は30代です。一度は早朝の港で車内で自殺を図っていたとき、通りかかったご夫婦が警察に通報して下さいました。
2度目は自宅で首を吊ろうとして失敗したと聞いています。
店のお客様へわいせつ行為もしたそうです。

集金したお金がそのまま酒代へかわり、飲酒運転も一度や二度ではありません。女性とも縁がなく押さえられない欲望に風俗店には親公認で行っていたそうです。

そんな兄ですが、一度、川で溺れているおばあさんを飛び込んで救助しました。
その方は自殺願望のあった方で、「助けて」と叫んでいてたまたま通りかかった兄は思わず飛び込んだそうで消防署から表彰されました。

兄の性格は幼ないですが、温厚で素直な人です。
今は精神的にも落ち着いてきて、体の弱くなってきた父に代わり仕事の免許もとり仕事もこなしています。
以前先生のブログの中で、家族がうつ病患者へ対し偏見な目でみていると、想念が伝わりうつ病患者をますます不安にさせると言うようなことが書いてあり、気付かされました。
それからは兄に対し「お兄ちゃんがいるから安心しているんよ。有難う。」と兄にお礼を言うようにしました。

時々実家の父は「一樹は家の犠牲になった。全部受けてしまったんだ。」と言います。
見合いも何度かしましたがうまくいかず、今年で46歳です。

また、主人とその兄の関係も先生のおっしゃるとおりで、主人は大学院卒で○○士になり三上の両親と同居なのに対し、義理兄は中卒でトラックの運転手で職を転々としており、子供三人も元奥さんについていったそうで、義理兄はどこか主人を嫌っていてました。

主人自身が調和さればいつか和解できるときがくるかもしれませんね。
少しづつですが主人も変わってきています。
先生とのメールのやりとりは知りませんが、「私が信頼して勉強させてもらっている方がいるのよ」と主人や子供たちには話しています。

主人の痛風について、先生からのお返事を読ませていただいて主人の気質を見ているようです。
自分に厳しく、立ち止まることを許さず、好きなことをするのを許さない人。
他者に自分の欲求を満たしてもらうことを望むこともその通りです。

毎日早朝走っていますが、365日、出張先でも台風が近づいても大雨でも、熱があっても、二日酔いでも決して休みません。「自分に負けたくない。走らなかったら一日気持ち悪くて後悔する」とこちらの言うことには耳を貸しません。

治療院も自分にお金をかけたくないと保険の効く接骨院だけ行こうとします。
自分のことは何でも我慢しようとします。
以前は今以上に本音を言わない人で、「自分の態度や言葉のニュアンスから感じ取ってほしい」と言われました。

主人が幼少の頃には両親が実践倫理の幹部で、幼稚園の送り迎えは近所の叔母さん、幼稚園の遠足も家族が来ないのでいつも先生と食べていたそうです。

友達が母親に甘えているのを見ると、「こんな事も出来ないのか」と馬鹿にしていたそうです。

主人の母は、厳しい人で、昔、悪いことをすると灸をしたり、外に放り投げたり、学校の先生より恐くて言うことを聞かなかったら大変だからいい子にしていたと言います。
三つ子の魂100までのことわざが浮かんできました。

こんな主人ではありますが、以前事務所のお客様に馬鹿社長と愚痴っていましたが、このブログで学んだことをそれとなく伝えたり、私の思いも伝えたりしました。

すると主人は考えを改めてくれて、愚痴るのを一切辞めてその社長さんが来られたとき、穏やかに対応し、足の悪い社長さんのためにタクシーを呼びお見送りをしていました。
私はあまりの変わりように驚きました。

また、お墓参りも毎月月初めに主人の運転で行っていましたが、「何で長男がおるのに俺が付合わないと行けないのか」と不足に言っていたのに、義父の肺気腫や義母の足腰の弱いのを理由にお彼岸だけになると、主人は最初「自分だけでも毎月お墓参りする」と言いました。

でも主人が先祖を思う気持よりも毎月行っていたのがなくなるのは、自分が怠けているような、負けたような、認めたくない気持が感じられたので先生から学んだ「一番の先祖供養は私たちが仲良く調和した生活を心がけること」を伝えて毎月行く必要はないんだと理解してくれました。

先生から頂いた体から御主人へのメッセージは私自身も肝に銘じ、時が来たとき話したいと思っています。

先生、いつも相談に乗って下さり有難うございます。
妻として、主人がもっと自然に生きられるよう、まずは私自身が調和を心がけなくてはいけませんね。

本当にいつも有難うございます。
心から感謝します。

きょうも最後までお読みくださいまして心から感謝もうしあげます。下のバナーをポチッとクリックして頂いているおかげでランクも徐々に上がり、多くの方にに読んでいただく機会も増えております。

そして全国からご相談のメールもいただき、及ばずながらも対応させていただけること、身に余る光栄と存じます。ありがとうございます。

またの訪問をお待ちしております。これからも読んでいただけるような内容のコラムを載せるよう努力いたします。

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