人間関係が上手な人は「自分を変えようと心がける人」

eye4鏡に映る自分姿と自分
友人の間で何気ない言葉のやり取りから気分を害してしまってぎこちない関係になったり、職場の中で問題がおこるのは「あの人の言い方が悪いからよ」といっていつも人間関係につまずいている人。
他人もまた自分の姿を映す鏡のような存在ではないだろうか。
自分次第で相手も変わるからです。
トラブルがなく、自分を生かすにはどうしたらいいのだろうかということになると、自分にとって何が欠けているのかとか、何が必要かという新たな取り組み、加えることで改善しようとする方法が多いかと思います。
ところが自分の中にある癖(傾向性)というものをそのままにして新たな取り組みを重視してしまうと、自分の短所、癖に目を向けることがないままに方法論に走ることになりかねません。
怪我して傷口が化膿していたら、それは化膿した膿をキレイに取り出してから消毒をしてお薬を塗っておくことが必要です。
これと同じように、塗装した下から鉄がさびて浮き上がってきたら、先ずは、その錆をキレイに落してから錆止めを塗ってそれからペンキを塗ると塗料の上に錆が浮かび上がってきません。
化膿した傷口の処置も、錆の浮かび上がった塗装面の手入れも、人間のトラブルも同じで、原因は、私たちの心の内にある錆、即ち欲望や、自己都合、思いやりのない言葉、こういったところから発生する場合が多いかと思います。
これも一つの人間の癖(傾向性)として個人差があり、どうしても人間関係で円滑さを欠く傾向のある人の場合、その人自身の対応の仕方にも問題があることが多いのではないだろうか。
正しいことを言っているのですが、「言葉に棘がある言い方」ということがあります。
人と協調する、社会と協調するということは、「自分を生かす」ことから始めなくてはならないのでは思うのです。
それでは「自分を生かす」とはどういうことをいうのだろうか。
人間関係をよくするための二通りの方法
先ずは第一に、相手を変えること。
これは例えば、会社という組織の中においては、個人の間違った言葉や行動を指導するという意味においてはごく当たり前のように行われているだろうと思います。
しかし、仕事に関係なくプライベートなところで間違った言葉や行動をしている事に対して誰が注意するのか、アドバイスをするのかとなるとなかなか難しいところがあるでしょう。
親しい仲でも忠告しがたいところがあるだろうし、人によってはアドバイスでもしようものなら逆に猛攻撃される場合もあるかもしれません。
こうしてみると相手を変えるということは中々困難だということがわかります。
相手が変わろうと思っていないのに変えようとするから無理がある。
それは夫婦でもそうだし、兄弟でもそうだし、親子関係においてもそういう問題が実に多いのです。
相手を変えようとすることを人間は考えがちですが、それではそう考えている人自身には問題がないのかということをようくみて状況観察しますと、実はここにも問題がある場合が多いこともわかってきます。
欠点を指摘する人は、他人の欠点を指摘することによってしか自分の優位性とか存在価値を確認する術がないという、いわば心に余裕がない人の場合もそうなる傾向があります。
それでは人間関係を良くするにはどうしたらよいのかということになります。
第二に、自分が変わること。
相手を変えようとする意識を強めるのではなく、先ずは「自分ができることをしよう」という考えをもって行動することで自然に周囲の接し方が変わってくることを体験すれば、人間関係の在り方にも自信がもてるようになってきます。
間関係では、一般的に相手が変わってほしいことを先に願ってしまう。
理由は単純で、そのほうが楽だから。
「相手が変われば、自分も変わるのになあ」
人間関係改善のために、相手が変わってくれるように願います。
また実際に相手に「変わってよ」とお願いすることもあるでしょう。
すると、相手には、自分の人格・価値観・考え方を否定されたように感じてしまい、余計に変わりたくなくなります。
作用することによる反作用が働くことになります。
これではうまくいきません。
相手は相手であり、自分は自分です。
皆それぞれに固有の心をもっています。
人間「無くて七癖」という諺が示すように、どんな人でも一つや二つの癖はもっているものだということでしょう。
ですから、相手を変えようとすると、うまくいきません。
しかし、自分を変えようとすると、うまくいきます。
人間関係が上手な人は「自分を変えようと心がける人」です。
相手が変わることを欲するのは「他力本願」
自分が変わろうと努力するのは「自力本願」
自分しだいで、いつでもどこでもですから、これほど自由な世界はありません。
相手を変える前に、まず自分が変わることを心がけたいものです。
自分を変える方法
先ずは自分を知ることから。
性格(自分の癖)、好み、趣味、行動パターン等々
自分自身の好きなところ・嫌いなところ
長所・短所など
このようにリストアップされた自分を否定せずに認めること、受け入れることが大切です。
受け入れるとは短所を素直な心で改めることでもあります。
自分をどう変えたいか
性格、外見、行動など
今の自分からなりたい方向を決める
自分を変えるための行動
これは自分のために行うことで、習い事を始めることもいいだろうし、
あるいは起床時間を変える・決める
今までになかった分野の本を読む
心の癖を変える努力を決心する
自分が思ったことを言葉にしてみる
人の為に、あるいは社会の為に何かを一つだけしてみること。
以上のように心の癖を変える努力をすること。
人の為に、社会の為に、何かをすることだけでも随分と自分自身が変わってくること請け合いです。お試しあれ。
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