あなたの心の指導者
私たちが次元の異なった高次の世界から援助される範囲は、私たちの理解の広さ、悟り、自覚の広さによって規定されてきます。
私たちは、誰もが天の意識とつながっていて、自分の心の内に意識を向けるなら、その心は天そのものであり、さらに心の内には輪廻転生の経験による智慧を記録しています。
自分が天の意識即ち神の子であることの自覚と、輪廻転生の経験による広大な智慧が、私たちの理解力であり、悟りの広さであります。
人間にはインスピレーションとか、ひらめき、グッドアイデアということが浮かぶものだが経験がないだろうか。いわゆる直感というものである。
このような心の働きは、不満や愚痴、怒り、恨み、嫉み、嫉妬などに翻弄されて自分を見失っているときは決して浮かぶことはない。
実は、このようなインスピレーションには協力者がいるのである。
言うまでもなく、4次元世界からあなたに寄り添っているあなたのガイドつまり守護霊であったり、指導霊であるが、悪知恵が働くときは自身の心が邪悪に満ちているときと、同類の邪霊が背後で操っているときである。
私たちが目の前の難題を解決するために試行錯誤して様々に思考することで一定の最善策はだせるものですが、思案する中で突然ヒラメキこれだ!と確信するときがある。
これが4次元からの協力なのである。あなたが、いままでより以上に天上界からの援助協力を受けられるためには、古来不変の真理を学び、新しい知識による新しい経験をすることが必要でしょう。
新しい経験を進んでする勇気と努力のみがあなたの小さな気づきと悟りを大きく広げてゆくのです。
いままで知っていること、やってきたことの中には古くからの因習(間違った習慣)もあるでしょう。
これまで常識だと思っていたことが、実は片寄ったアンバランスな習慣や生き方である場合もあるのだ。常識というものは国が違えば異なるものであり、時代が変われば変わってきた。
例えば、武士の時代は仇討や、切腹自害も美徳とされていたが、このようなことは現代では通用しないどころか、常識外れと批難されるであろう。
私たちは、安住していたのでは少しも前進はなく、自覚も理解も悟りも広がってはゆきません。
試行錯誤の課程を通じて理解も、自覚も悟りも深まって、天上界からの新しい協力援助も得られるのですから、失敗を恐れずに前進することです。
しかし、4次元のガイドたちは言います。知識に終わってはならない。実践のなかにしか悟りは生まれないのだと。
自分が自分を助ける。
過去の失敗に拘り、いつまでも執着して心をネガティブにしている者にはガイドたちの協力もしようがなく、困り果てている。
その原理は4次元以上、高次の波長と地上人間のネガティブな波長は同調することはないからである。
失敗を恐れない新しい経験、日々チャレンジする前向きな心に対して天上界の協力も得られるのですから結局、自分を助けるものは自分であるということになります。
他に依存する気持ちが強いうちは問題解決ができないであろう。
宗教に入信して、依然として問題解決できないでいる人々は多いのだが、御利益求めの他力信仰をして、自分からは努力しない人が最後には失敗に終るのは、以上のような理由からであります。
誰であっても、私たち自身の代りになることはできません。
自分のことは一切自分の責任ですから、自分のことを自分でしないで、人に代ってやってもらうとする他力信仰では、決して自分の心に気づきもなく解放されないのです。
我が心の師は言います。「現代はニセモノの指導者と欠点多き予言者達の時代である」と警告をしている。
ニセモノの指導者
「人を救えば自分が救われる」とか、「祈れば、無限に欲する物が得られる」と説く人たちである。
人の欲望に神を従わせようとするような教を説く人たちです。
見えないものを見えるが如く説いて従わせる霊能者という者たちや教祖など、彼らは地縛霊と同様に人の心に不安を生じさせます。
見える、見えないは人を導くことに必要なことではないし、そのことで人格や人間性が高く評価されるなら、それは間違った価値観であり、あってはならないことである。
欠点多き予言者
絶えず危機感、恐怖心を誘って天災地変がくることを予言し、人の心に安らかさを与えず、常に不安をかき立てます。ニセモノの指導者が同時にニセ予言者であるという場合が多いようです。
このような予言が、あたるとか、当たらないという問題は人間の心(魂)を磨くという人生のメインテーマからすれば不必要な能力の話題にすぎないのである。
調和された生き方の基準を知っておられる方々は、人の心に不安を与えることがどんなに大きな罪であるかを知っておられるでしょう。
ある宗教が説くように「日本沈没があるからメシアと呼ばれる特定の人間を信ずる人のみを救って、そうでない人は救わないというようなことはありません。
心が正しく調和された生き方にかなっている人は災難に遇いながらも魂の救済が早いのである。
また、天災地変で無一物になるという経験によって、物質への執着をなくすることを学ばなければならない人もあるのですし、一番は、人々の絆がどれほど大切なものであるかを学ぶことになるのです。昨年度の震災がそうでした。
どんな時でも、どんなことが起っても、ぶれない不動心を養うのが正しい生き方の基準(八正道)である。
あの世からの指導
高級な指導霊、また守護霊は、その人の自主性を無視して勝手に強制的に指導するというようなことはしない。
その人が間違った暗い考えをしているのを、無理矢理に強制して明るい正しい考え方をするようにはしないのです。
『霊格(人格)の高い魂をもって生まれた人間であっても、欲心に負けて、心を暗くして地獄界へ堕ちるものもいるのである。』と我が心の師はいっておられた。
すべて人には心の自由が与えられているからです。自主性に委ねられているからである。
どんな人も、自分の心の悟り以上には偉大ではあり得ないのですから、自分を偉大に見せる必要もない。誇示する必要もない。
自分を偉大にするには、自分で自分の心(魂)を偉大に成長させる以外にはありません。
日一日と自分自身を成長させる為に、天と調和する実践の方法としての宝である『八つの正しい基準』があります。
高級な指導霊や、あなたの守護霊は、その人を悟らせるように霊感(インスピレーション)を与えようと日夜努力しているのである。
生涯のパートナーがいるのだが肉眼で確認できないだけである。
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