真の成功は心の富
人間は、さまざまな意味で成功することを望んではいるが、しかし、漠然と『成功したい、金がほしい、幸せになりたい』と願うだけでそれが成就するとは誰も思っていないだろう。
もしそう思うだけで物事が成就するなら、この世の中は成功者で溢れているはずだ。
人それぞれだが、例えば抱く願望は同じでも、その願望についてどのように考え、行動するかによって、結果や未来はまったく違うものになります。
精神的な豊かさも物質的な豊かさも、それをもたらすのは決して偶然などではありません。
どのようなものであろうが結果にはそれだけの理由があり、物事成就には成就するだけの理由があるものです。
その意味で、事の成就には一定の法則があり、しかも、それは誰にでも可能なことです。
あなたが男でも女でも、若くても、年がいっていても、現在どんな環境におかれていようとも全く問題ではない。
正しい法則に基づいて行動すれば、誰でも事が成就できるのである。
成就する為に共通する資質や考え方、行動パターン、経営方針、組織運営、トラブル時の対応といった基本に関することはもちろんのこと、人との接し方、立ち居振る舞い、表情、話し方、嗜好といった人間性に至るまで徹底的に検証し、誰もが実践できるノウハウを体系化し、実践すればよいのだ。
この原理に沿って実践し、日々が学びと心得て、習慣化し、実際に用いたならば、自分の願望が正しいものであれば分相応に実現する。
人間哲学のノウハウによってスキル（能力）が高まり、加えて潜在能力を存分に発揮できるようになるからです。
人間は潜在的能力を正しく働かせたときこそ、自動的に成就のレールに乗って力強く疾走し始めるのです。
人が不幸になることの原因の多くは、他人の人生にばかり干渉して、自分の人生のための努力を怠ることであろう。
また、人間の幸福と心の平安は、さまざまな形の富を分かち合うことにかかっている。
富とはお金に限らない。心の喜び、その富を他人と分かち合うことによって、自分も富を得る。精神的にも物質的にもである。
しかし、誰かの富をむしり取って心の富は得られるものではないことは断言しておきたい。
物事を成就する基本原則をいくつか紹介しよう。
●人が望むことをやる。●人の希望を叶える。●人の期待に応える。●客を把握しきる。●自分の信条を貫く。●人の為に金にならない事をやる。
私は、20代までは何をしても成功したという実感はなかった。３２歳で自営業を営み、１０年間はそこそこの結果を出せた。しかし、心の底から湧き出る整体の仕事への想いが消えることがなく遂に計画を立て、勉強し、４２歳で転職をして現在に至っている。
もうすぐ２２年目に入るが、スタッフに助けられて現場にでられていることは最高の幸せといわねばならない。ありがたいことに、仕事は今日までイメージした通りに進化してきている。
それは規模（大きさ）の問題だけではなく、内容のことであって、計画した青写真がそのまま現実となっているからだ。
しかし、現在の状況で甘んじるつもりはなく、５年後にはまた次のステップを現実のものとするであろう。
仕事は、後々の結果をを見ればわかるように、今日のステップをいかに正しく昇華していくかが大切なことはいうまでもない。
この２０年で業界同業者が相当に増え、過当競争の時代にはいった。
当然、廃業をする同業者もある。新たに開院しているところもある。業界自体の様相は随分変化はしているが、来院者のニーズは変わっていない。
パソコンのない時代から10年間でパソコンが必要不可欠な時代に変化してきた。この流れを予測して早くから、私にとっては未開分野のパソコンを学び準備を進めて導入することでまたステップアップもできた。
開業４年でスタッフの育成を始め、５年目年には二人のスタッフを育成できた。６年目で３人のスタッフを育成でき、今日まで約20名ほどの育成を手掛けて世にだした。
病める人たちのために技術を広めて残していきたいという私の願いでもあるからだ。
しかし、これまでは一度も弟子の応募をして採用したことがなく、志願者を受け入れてきただけであることは感謝しなければと思っている。
これまで常時３～４人のスタッフを常駐して対応にあたっているが、ある人は私に言った。
『弟子を育てて独立させたら自分のところの客が減るんじゃないか』と。
心配してくれてのことかもしれないが淋しい話しである。弟子たちを世に送り出してはきたが、それによって来院者が減ったことはない。逆にこれまで増えてきた。
成功とは、試練と努力のうえに築かれることで、物や経済の多寡だけが全てではない、『足ることを知る』ことと私は声を大にして伝えたい。
足ることを知るとは、物も、金銭も、生活も無駄にせず、有効に活かす生き方といえるのだが、それは同時に自分の分を知るということでもある。
真の成功とは、心の富を得た者こそが最大の成功者といえるだろう。
人生に悲劇があるとするならば、目標を達成しなかったことにあるのではなくて、それは自身の人生において目標を持たなかったことにあるのではないか。
きょうも最後までお読みくださいまして心から感謝もうしあげます。またの訪問をお待ちしております。ランキング参加しております。、下のバナーをポチッとクリックして頂ければありがたいです。^_^;
