続5トラウマ・セックレス・宗教被害ドキュメント
ここに記述する問題は、相談者の生まれ育った家庭環境にはじまり、少女期、結婚後の環境、夫婦の問題、親子関係、宗教被害、マインドコントロール、カルト宗教の実態、義父母との関係、健康など、様々な人生の中の出来事を事実そのまま掲載しております。
ブログとしては少し長文となりますが、誰もが体験し得る可能性があることでもあり、自分の立場に置き換えて一考いただければ掲載することの意義が活かされることになります。
居住地は非公開で名前も仮名(美子さん)で投稿いたしますが、相談者ご本人の努力によって心の苦悩が薄れ、改善され家庭の空気も本来の和やかな時がながれるようになっていったことは、下記の投稿をご覧いただけば具体的状況の把握ができるかと思います。
2012年9月26日に初めてメール相談をいただいて以降のやり取りの詳細を原文そのまま公開できますのも相談者に快く承諾をいただけたことによるもので感謝しております。
この問題について取り上げた過去の記事タイトルも載せておきましたので参考になさっていただければと思います。
トラウマ・夫婦生活・宗教被害・(クリック参照) 2012年11月8日投稿済み
夜尿症の治癒&夫婦の調和・(クリック参照)2012年11月9日投稿済み
邪教マインドコントロールの克服・(クリック参照)2012年11月10日投稿済み
トラウマ・セックレス・宗教被害者のドキュメント(クリック参照)2013年3月5日投稿済み
2013年1月15日 受信
先生こんにちは。美子です。
今年もどうぞよろしくお願いします。
最近、家族にこのブログで学んだことを話すようになりました。
お墓参りの話が出たとき、一番の先祖供養は、私たちが健やかに仲良く調和した生活を心がけること・・・また人生について話していたとき、この世は修行の場で魂の向上とカルマの修正のために生まれてきたことなど。
とても大事な学びなので、押しつけでじゃなく求められたときやタイミングのあったとき正しく伝えられるように先生のブログで勉強していきたいと思っています。
先生、病気のことで質問させて下さい。
義父は81歳ですが長年糖尿病を患っています。
義母の食事管理が徹底していて薬も最小限で抑えられているようですが、半年前から肺気腫になりました。
体を横にするとき以外は、咳が頻繁に出て家族も心配しています。
お医者様は「咳を止めるアレルギーの薬があるが、それを飲むと糖尿病のためインシュリンを打ち続けないといけない」と言われました。
義父は「そこまでして長生きしようとは思わない」と義母が勧めるいくつかの民間療法も必要ないと今まで通り生活しています。
私は義父が咳き込むと苦しそうで、楽になってほしいと願うばかりです。
先生のブログをずっと拝見していて2012.8.20の投稿に『念と執着』で書いて下さっていますが、その中で「慈悲と愛の心で病気が治ってほしいと念じたとすれば、その念力はあの世の天使に通じ、その加護を受け病気を治し慈悲を与えたその人にも光明が与えられる」とありました。
義父は病気を受入れ自然の流れに任せているように思えますが、私の願いは義父が苦しむことがないように、いつかあの世に帰るときは安らかに古里に帰ってほしいと願っています。
私には何も出来ませんが、義父が苦しむことがないようにと願って念を送ることは正しいことでしょうか?また咳が楽になることを期待するのは欲でしょうか・・・。
また、16歳の長男ですが高校生になったとたん、過敏性腸症候群で2年近く悩んでいます。今朝も学校を休みたいと言いました。
これまで食生活を改め、腸マッサージや整体、胃腸科、現在は鍼とお灸で治療しています。
本人の性格は優しい子ですが内気な子で、神経質な面もありプレッシャーに弱く学校でおならが出て苦しいし恥ずかしいから行きたくないと言います。
家では落ち着いてますが、学校となるとおならが出過ぎると落ち着きません。
本人は心療内科に通いたいと言いますが、薬を飲むことに私が抵抗があり一度も行ったことがありません。
先生の治療院に行けるなら行かせてやりたいですが中国地区からは遠すぎて残念です。
今は朝4時頃起床し和食の朝食を軽く済ませ、学校に行くまでトイレに何度も入ります(腸マッサージをして出し切って学校へ行きたいとのこと)
弁当は油物は控え白米と野菜がほとんどです。
普段は刺激物は控えていますが、やはり若いので週末になると肉を沢山食べ、お菓子類も我慢している分すごく食べたくなるようです。
親として高校生活を過敏性腸症候群で暗いものにさせていると思うとどうしてやればよいのかと思っています。
精神的なものが主かと思っていますが、何か私や本人に出来ることはないでしょうか・・・。
先生はとてもお忙しい方と思います。
お手すきの時にお返事下さい。
よろしくお願いします。
2013年1月15日 返信。美子さんこんばんは。
年が明けて希望が膨らむ一方で、世界では争いが絶えない現状を見聞きすると何とも切なくやり切れない悲しみがあります。
日本と中国は言葉こそ違いますが、兄弟関係といえる民族なのに自国の利益や時の権力者の思惑が絡み事態を深刻化させています。
これは単に世界の国々の問題だけではなく、最小単位では個人や家族の問題でもあります。
世界でどのような争いが起きようが、不測の事態になろうが、私たちは日々の生活を執着のない生活にしていきたいものですね。
美子さんがブログで学んだことを折に触れて家族に伝えることもあるということを聞いて、私は非常に嬉しく思います。
そして美子さんに心から感謝します。ありがとう。m(__)m
私の主催するheart schoolに参加しているなかでも、あなたのように家族にその内容を伝えてくださる方は非常に少ないのです。
遠くに離れていても、このようにそれを実践してくれているあなたは優秀な生徒さんですよ。
さて、お義父さん81歳の体調についてですが、お義母さんの献身的な食事管理でこれまである程度の維持ができてきたのではないかと思います。
長年の糖尿病に加え肺気腫となるとご本人は辛いでしょう。
医学的には酸素ボンベを使用するということも選択肢としては考えられます。
これは主治医の先生との相談ということになります。
「そこまでして長生きしようとは思わない」という、お義父さんの言葉は私も理解できますし、尊重してやりたいとも思います。
肉体を持っているときの人間は無常な法則のなかで生かされています。
その流れには何人といえども逆らえるものではありません。
しかし、あなたが言うように、少しでも咳き込むことがないように、苦しみが少ないように祈る心は慈悲の心そのものです。
目に見えて結果が出なくてもあなたの祈りはエネルギーとして確実に働いているのです。
そして、それはお義父さんの心身の浄化にもなるのです。
ご長男の過敏性腸症候群についてですが、元々腸がデリケートなタイプだったのかなと思われますがどうでしょうか。
しかし、あなたが言うように心療内科に通って投薬治療することには私も賛成できないところです。
副作用がきつく、心療内科の薬は依存性が出てくる傾向がありリスクを伴います。
食事の気遣い、腸マッサージ、整体、鍼、お灸、胃腸科といろいろ手をつくしているのですね。
おならについては学校に症状のことを報告して了解をいただき、おならをしたいときに中座してトイレにいけるようにすることはできないものでしょうか。
私がお奨めしてみたい方法としては、ご長男自身の腹式呼吸法です。
これは精神の安定を図ることと、臍下丹田(せいかたんでん)ヘソ下の腹部にエネルギーをチャージする方法です。
諸病に効果が期待できます。
それともうひとつは添付のプリントにならって実践する方法です。詳細は添付のプリントを参照して、疑問点がありましたら遠慮なく質問してください。
2013年1月16日 受信
先生こんにちは。美子です。
お忙しいのに早速お返事下さって有難うございます。
祈ることが義父の心身の浄化に繋がるなら、心を正して祈り続けたいと思います。
また、長男にも添付して下さったプリントを持ち運べるよう印刷して渡してやりたいと思います。
いつも大切な資料をくださって本当に有難うございます。
「また私の宝物が増えて嬉しい!」っと思った瞬間、「知識を智慧に変える実践を!」と心にうかんできます。
そこが大事なんですよね。
恥ずかしいですが、心が狭いなと感じたり、愚痴や不満・嫉妬の心も出てきますが、先生から頂いたメッセージ『心の健康』を口に出していつも落ち着かせています。
また長男の進路で心配し、自分の心を見つめたときに、「親は教師にはなれない」という想いにもなりました。
先生とのメールのやりとりやブログでどれだけ反省を頂いていることでしょうか。
本当に有難うございます。
まだまだ寒いので、お体にはくれぐれも気を付けてください。
2013年1月16日 返信
ご長男の事を少し考えてみました。
◎普段の生活のなかにおいて良いと思われることを、程よく吸収することができていないことはありませんか。
◎また、細部にこだわることによって、状況を全体的に見ることができない傾向はないでしょうか。
◎起こっていることの一部が気に入らなことで、全体を拒否してしまう傾向はないでしょうか。
◎ほんのちょっとしたことが足りないだけで不安になったりすることはありませんか。
◎必要ではなくなった古い出来事や、考えや、必要のない信念を手放すことができないでいるようなことはないだろうか。
◎便秘やはありますか?
◎自分にとって有益な考えを拒絶することはありますか。
◎下痢はありますか?
◎大きな矛盾を抱え込んで、それを解決することができずに悩むことはありますか?
◎いつも何かが足りなくなることを恐れていることはありますか?
◎物事の良い面を見ることができていますか?
上記の項目にどれだけ該当箇所があるのでしょう。
該当箇所の数にもよりますが、総論として言えることは、恐れを手放し、自分を低く評価することをやめる必要があります。
そして、良い考え、積極的な考えによって自分を育む必要があるのです。
また、物質面において不足感を持っているとすれば、それは主観にすぎないということをしっかり理解する必要があるでしょう。
ほんとうは、すでに多くを与えられているのです。
どうかそのことに気づいてください。神が存在していることを信じ、宇宙が地球上の全生命(ご長男を含めて)の面倒を見てくれていることを信じてほしいものです。
古いものを手放して、新しいものがやってくる余地を作りましょう。
心にある不必要なものを手放すと、ごく自然に新しい事、新しいエネルギーが心と体に入ってきます。
ご長男自身が決意をする前に、他の人たちに助けてもらいたいと思うところがあるとすれば、それは勇気を持って自分で決断していきましょう。
参考になさってください。
2013年1月17日 受信
先生こんにちは。美子です。
お忙しいのに長男のことを考えて下さって本当に有難うございます。
先生が書いて下さった項目を拝見して、長男の心癖を見ているようです。
私自身も長年恐れや不信感不安感が24時間働いていましたから、まだ16歳の息子が小さな箱の中でうずくまっているような気がしてなりません。
たまに「今日はお腹の調子はどうだった?」と聞くと「全然ダメだった。最悪。」と言います。
おそらく、ずっとではないはずなのに先生のおっしゃるとおり『起こっていることの一部が気に入らないことで、全体を拒否してしまう傾向はないでしょうか』はまさに当てはまります。
でもこのように育てたのは私自身です。嫁姑と夫婦不仲の不調和の中で生まれたときから育ててしまいました。
私が不調和ですから夜泣きもひどく、幼児期は多動症と診断され、縫うような怪我を半年の間に3度させたこともあります。
その度に「3歳までの子供の怪我は親の責任」と姑に叱られ実践倫理を強要され、嫌々通っていました。
長男には手がかかりすぎて、「早く大きくなってほしい。そしたら義母にも言われなくて済む」とそんな気持でした。
子供4人を授かり、下の子になればなるほど心のゆとりができ、長男には申し訳ないことをしたと気付きました。
最近、長男がマジックをやり始めました。
普段読書が趣味でお小遣いのほとんどは本に費やしていましたが、今はマジックの材料につぎ込んでいます。
そのマジックを「お母さん、見て」と言うので見てますが家族の前で披露するのに手がとても震えてドキドキしているのがわかるのです。
それを見たとき、家族でさえこんなに緊張するのなら外ではどれだけプレッシャーがあるのだろうかと夫婦で話しました。
先生のおっしゃる通り、「恐れを手放し、自分を低く評価することをやめる必要がある」は長男の課題でもあり、私も長男を信頼し先を憂えず気負わずに見守っていきたいと思います。
本人が気づかないといけないのですよね?
そして長男の依存する心癖も、自立できるよう見守っていきたいと思います。
先生、お忙しい中本当に有難うございます。
追伸 心行を初めて読んだときいきなり涙が溢れてきました。
きっと私の霊(魂)が喜んでいるんですよね・・・。
2013年1月17日 返信
人間は持って生まれた個性があります。
癖、傾向性といってもいいでしょう。
既にご存知のように、同じ両親から生まれていながら兄弟姉妹の個性は同じではありません。
魂が違うからです。
ご長男も、下の子たちも皆、美子さん達ご夫婦と、あの世では深いご縁があって導かれてお腹に宿りました。
子どもの成長は、確かに家庭環境が大事です。遡っていえば、お腹に宿ったときの精神状態からして調和されていれば最もよい環境だといえます。
人間は生まれると誰もが、自分の肉体的機能や容姿、健康状態などに不満を持ったりしがちですが、しかし、魂は、どういう家庭環境であるのかを承知の上で覚悟を決めて下生するものです。
家庭環境が良いのは申し分のない条件ではありますが、しかし、不遇な環境、厳しい逆境のなかでこそ、ハンデのあるなかでこそ勇気が必要です。
恵まれないことの条件下でこそ人間の心は育つということも知っておいていただきたいものですね。
私の生まれた家庭環境は、物心がついたときには父と母が喧嘩をしていました。
父はいつも酒を飲んでは酒に飲まれて暴れていました。
私は5歳のときに母の前に立ち父の暴力から守ろうと両手を広げて立ちはだかったのですが、酔った父に吹っ飛ばされていました。
小学校あがるまで何もできない自分が情けなく、悔しくて、いつも布団の中で泣いていたものです。
そんな小学生の頃ではあっても、二日酔いで寝ている父に代わって学校から帰ると日が落ちるまで田畑で母の手伝いをしていました。
当時は、働くことがあたりまえのことでしたけど、隣近所の子や、クラスメートが遊んでいるときも歯を食いしばって黙々と田畑で汗を流していたことを記憶しています。
中学のときは美術の先生に理不尽な暴力を受けたことがありました。
家庭環境の辛さ、先生からの理不尽な暴力、辛くて潰れそうになり、橋の欄干を超えて手を放そうとしましたが母の顔が浮かび自殺を思いとどまりました。
私の生きるバネはそんな環境下で育まれたものと思います。
今は、父や母に感謝の念しかありません。
話しが脱線して逸れてしまいました。^_^;
ご長男の場合は、『ありのままの自分を受け入れること。』このことが重要かと思います。そこからが真のスタートです。
自分の置かれた立場を否定したり、自分を否定したりしても解決や改善には向かわないものです。
ありのまま、とは自分の良いところ、短所、確認したうえで全部が自分であることを自覚することです。
それさえできれば、あとは方法論だけとなるでしょう。
『心行』解説を添付いたしました。
真実の言霊は人の魂を揺さぶるものです。
その言霊『心行』に涙するあなたの魂は、それを求めていたのですよ。
観童
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