医食同源・ガン克服メニュー
「医食同源」
この言葉は大抵の人が聞いたことのある言葉であろうと思います。
先日行った私が主催する『心と体の健康教室』で取り上げた具体的な食養について、このブログにもアップしておくことにします。
これは病気をした人たちが食事について様々な取り組みをしておられることを承知のうえで、敢えて、ここに提案するものですが、決して強制でもなければ、これがすべてということもありませんし、その効果を確約するものでもありません。
しかし、実際にガンを克服された方々がおられることも事実であります。
病気をしている人それぞれの各自が、主治医の先生からアドバイスをいただきながら努力をしておられるであろうし、当然、ご自分のお考えもあることでしょうから、それはそれでよろしいかと思います。
ここに提案する内容については、あくまでも参考にしていただければと思い掲載するものであります。以下本文。
「人生を変える健康法」
ガン細胞は、その細胞自体が増殖するスピードが通常の細胞よりも速く、増殖に当たってはより多くのブドウ糖を必要とします。
大切なことはガン細胞の増殖を、どうしたら自然な状態に戻せるのか、増殖を弱めることができるのかという点に注目したい。
そのために身体全身が本来の正しい状態で働いているかどうか、血液が酸性に傾いていないか、などは重要な条件であろうと思いますし、このことは医学でも重視しているところでもあります。
癌の食事療法
食事のときに心がけるべきこと。
1・腹八分を守る(食べ過ぎはカロリーオーバーだけでなく、自律神経の働きさえもアンバランスなものにしてしまう。)
2・食べたものが未消化物となって体内毒素になら ないようにすること。(未消化とは胃腸での消化という意味だけに限らず、エネルギーとして使い切っているかどうかであり、カロリーオーバーは弊害以外の何物でもない。)
3・老廃物はすみやかに体外に出すこと。(病気全般にわたり排泄ということは重要な課題である。快食、快眠、汗、大小便)
4・特に健康回復の途上にある人は、消化の負担にならないで効率よく必要な栄養分を摂取できるようにすること。
食事に関する原理
豚肉、牛肉、特に特に獣肉の脂は極力体内に取り込まないようにする。(病気回復を目指す場合、栄養学からいう動物性蛋白質の必要性と、身体をリセットするということにおいて意味合いが違う)
揚げ物を避ける。(血液の酸化を防ぐことと、余分な脂肪を摂取しないこと)
新鮮な野菜を豊富に(昼は地上の生野菜、夜は地下の温野菜の摂取、ビタミン、食物繊維、内臓の洗浄作用)
芋類、カブ類などは控える。(でんぷん質)
皮膚の弱い人はアクの強い野菜を避ける(特にナス科:ナス、トマト、じゃがいも)
野菜を食べるときはゼラチンと一緒に(コラーゲンは摂取後にアミノ酸に変わる)
精白した米、パンは避ける、複数の穀類を同時に食べない(相克作用)
柑橘系の果物を豊富に摂る、穀物と一緒に食べない。(酸化防止の為)
1日の水を飲む量を増やす。(排泄を促す)
砂糖を多く含む菓子類を食べない。(血液の酸化と冷え)
怒っているとき、悲しんでいるときは食べない。(内臓への負荷が増大、体内毒素がつくられる原因となる)
ガン発症の概念
現代医学におけるがん治療の現状を概観したうえで、ガンという疾病に対して見解を示しておきます。
血液の質が劣化し、そのために人体の重要な治癒能力である「老廃物や壊れた細胞の隔離除去」と「血液のペーハー維持、凝固」が正しく機能しなくなり、障害を受けた細胞組織の修復プロセスに異常が生じ、そこにがんが発現する。
がんの治療という視点に立つと、血液の酸素供給能力と体内毒素の排泄がきわめて重要になります。
その意味において呼吸が浅いということは血液への酸素供給が効率的でないということが言えるでしょう。
呼吸が浅いということの大きな原因は、交感神経の働きが副交感神経の働きに勝っているということがいえるでしょう。
腹式呼吸の奨め、反省と瞑想の奨めがここにあります。
したがって、呼吸の浅い人、血液中の酸素濃度が薄い人は、日頃の生活状況を省みることを薦めるものです。
いつも心が騒ぎ、常に何かを求めて、心が外に向き過ぎるのも交感神経が高ぶる原因となります。何かに拘りをもっていないか、執着していないか、それがたとえ、良いことであっても心を偏らせてはいけません。
ここに提案する効果を発揮するためには、食事療法と毒素排泄で血液を浄化しておくことが必須であり、併せて腹式呼吸の実践、これまでの人生の反省と瞑想で心を静めることである。
食事、排泄(汗、大小便)深く静かな呼吸、これらは必須の条件といえよう。
ガン治療のための食事の典型は
- 朝食には:柑橘系の新鮮な果物(オレンジ、みかん、デコポン、イヨカン、ハッサク、グレープフルーツ等)、または消化の良い穀物(シリアルでも良し)
- 昼食には:葉物を中心にした新鮮な生野菜。(野菜スープがお奨め、お通じに有効)
- 夕食には:温野菜と消化しやすい少量のタンパク質と穀物。(お魚がお奨め)
- という組み合わせが最適。
朝食には、柑橘系のものと、穀物系(シリアル)を交互に食べることも有効。
たとえば、月、水、金は柑橘系の果物にし、
火、木、土は穀物系にし、日曜は好きな朝食にするといった感じにします。
もちろん、もっと厳密に、1、 3、5……の奇数日は柑橘系にし、2、4、6……の偶数日は穀物系にするといった方法もあります。
体調を観察して、自分に合う食べ方を見つけてください。
また柑橘系の果物は、穀物と一緒に食べると酸性食品になってしまいます。
柑橘系は穀物と同時に食べてはならないことを覚えておきましょう。
お昼の食事には、新鮮な生野菜(特に葉物)がお奨めです。
これを、本人の消化力に 合わせて、細かく刻んだり、あるいは、ミキサーにかけて流動食のようにするということもよいでしょう。
特に血液を浄化する野菜であるレタス、ニンジン、クレソン、セロ リなどはお奨め。
またレタスは色の白いものよりも、緑の濃いものを選びます。
「ウサギのように緑の野菜を食べていればガン予防」というのがキーポイントです。
ゼラチンは、たんぱく質(体内でアミノ酸に分解され吸収)補給になる。
ガンを治そうと思うなら、昼食のほとんどが新鮮な生野菜になるように工夫したい。
夕食には、消化しやすい温野菜と、体の要求に応じて少しばかりの魚あるいは鳥、ラ ム(羊)という組み合わせをメインにお奨め。
豚肉・牛肉は原則的に禁止です。
特に、 豚肉・牛肉の脂はがんを喜ばせる食べ物であると心得たい。
穀物はかなり消化力を要する食べ物ですので、本人の消化力が落ちているような場合は、お粥にするといった工夫が必要です。
※食事を改めることで血液の質を高める。排泄を促すことで身体をクリーンにする。これが癌を克服するための条件として欠かせない必須の二大テーマと捉える。
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