進化は永遠の過程
ニュースではいつも世界のあちこちで争いがあり、殺戮(さつりく)が続いていますが、テロ行為や、戦争によって人間が人間を殺すことはあってはならないことです。
人間には自由意志が与えられておりますが、それは条件つきであり制約があります。やりたいことは何をやってもよいという意味での、無制約の自由ではありません。
そもそも自由意志の授与は、人間が大自然の創造のプロセスに参加し、大自然の摂理と調和して生き、健康と理解と悟りを得て天命を全うするための天の計画の一環なのです。そうでなかったら進化も発展もありません。
本能と感情は他の動物にも備わっていますが、理性と智慧が授与されて創造を可能にしているのは人間だけであることをみれば、その意味が理解いただけるでしょう。
自由意志がなかったら、あなたは成長と進化のチャンスのない、ただの操り人形となってしまいます。
せいぜいロボットのような行動しかできません。が、自由意志があるということは、その行使の仕方に責任を持たねばならないということになります。
殺すという行為は、たとえやむを得ない事情はあるにしても、いけないことであることは明らかです。
人間には生命を与える力はないのですから、奪う権利もないはずです。が、酌量すべき情状というものがあることも事実です。
与える力がないという意味は、魂を授与する力がないということです。
霊的に進化するにつれて人間は、霊的実在についての知識を基盤とした明確な原理にのっとって生きなければならないことを自覚するようになるだろう。
所詮完ぺきな生き方は望むべくもありませんが、改善の余地は大いにあります。
地球は生命活動の場の一つに過ぎません。
遠い未来にはもっともっと多くの生活の場を体験することになると思います。
地球という星が最も調和された楽園となったとき人類の魂は次の天体に移動し地球に降り立ったときのような生命活動を始めるだろう。それが永遠に続くのです。
地上生活なんかいい加減に送ればよいと言っているのではありません。
今の地上生活は、あなたが送るべき全生活のほんのひとかけらに過ぎないことを申し上げているのです。
その地球をよりよい生活の場とするために努力なさっていただきたいものです。
科学万能のような風潮がありますが、地球は宇宙の惑星の中でも最も進化の程度の低い部類に入るかもしれません。が、それなりの進化すべきの目標があります。
同時に、進化とは永遠の過程でもあります。
完全ということは永遠に達成できないものです。なぜなら、完全に近づけば近づくほど、その先にまだ達成すべきものがあることを知るからです。
地上社会の問題のそもそもの根源はマテリアリズム(物質偏重・唯物思想)にあります。
いま現在の最大の肉体的病気は癌(ガン)といえるでしょうが、地上最大のガンは物欲である。
今まさに世界中にそのための霊的試練が与えられています。
それはさらに多くの覚醒者をだすためです。
善なるエネルギーは徐々に地上に根づき、その恵み深い影響力を発揮しております。このエネルギーはこれからも働き続けます。
あなたは明日のことを思い煩(わずら)う必要はどこにもありません。
きょう一日を、最善を尽くして、心の内を見つめる習慣を大切にすればよいのです。
そのうちに徐々にではありますが、地上のガンである物欲が除去されていきつつあることに気づかれるでしょう。
きょうも最後までお読みくださいまして心から感謝もうしあげます。またの訪問をお待ちしております。ランキング参加しております。、下のバナーをポチッとクリックして頂ければありがたいです。^_^
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