遠隔思念
遠隔思念が動く理由
S・Kさん52歳(男性)から夜の9時に電話をいただいた。
『いまお付き合いで飲み会に出席しているけど、この店に入った時からいきなり具合が悪い、胸が苦しくて呼吸がおもうようにできないし、めまいがして恐怖だ。』と携帯からの連絡だった。
これだけの症状なら通常は救急車を呼ぶところでしょけど、何故か私に連絡してきた。話の内容から本人の動揺が感じ取れたし、急を要することがわかった。かなり動揺している。
携帯電話を手に持ったまま私の言葉を聞くように指示した。
私は早速、遠隔によってS・Kさんの背後にいる姿なき者に語りかけること約5分程度、これで様子をみてくださいと電話を切った。
ほどなく再び電話が入った。
『落ちついて気分がよく、何もなかったように嘘みたいだ』と。
珍しいことではないが、なぜこういうことが起こるのか、また解決できたのだろうか。
簡単に表現すれば霊的な悪影響を遠隔思念によって浄化することができたということですがそう簡単なことではない。
これが肉体的な疾患によって起こった症状ならば間違いなく救急車を呼ばなくてはならないでしょう。しかし、S・Kさんの体には何の疾患もない。
この場合の遠隔思念は遠くにいる人のために祈って、その祈りが相手と関わる霊的なものに届いたという現象ですが、しかし祈った私の念が直接先方の人にとどいたのではありません。
この点は誤解のないように。これまで一部の霊能者と称するひとたちがいうように自分の霊能力によってできるという捉え方はまちがっています。また同じように捉えている宗教指導者もまちがっています。
霊的な現象の結果は背後のガイド(協力者)がいてこそできうることで、一個人で成せる業ではありません。
これは祈る人の守護霊、指導霊が、受ける人の守護、指導霊にその念を伝達するのです。
祈る人も心をきれいに安らかにして祈らなければいけませんが、受ける人も心を丸くきれいにしておくことがだいじです。祈りの念を受けた守護、指導霊が、その人の心の内側からアプローチして浄化が可能となるのです。
従って遠隔思念(浄化)でも直接の浄化でも、それを受ける人の心に疑念や拘(こだわ)りがあればあるほどその結果は希薄なものになります。
ということは受ける側の人が心に信頼を持つことと、執着のないことが、より一層の効果を増すことになるのです。否定からは何もうまれてきません。
しかし一番良いのは、そうなる前に未然に防ぐことで、霊的な悪影響を受けて心を乱したり、体調不良にならないことであろうと思います。
したがって悪霊と波長を合わせないことが重要で、日頃から心のバランスを保つこと、その為に不足の心で不満をもたないこと、愚痴を言わないこと、怒りの心を持たないことが心を調える最良の妙薬であり、霊障に至らない最善策でもあります。
否、これしかありません。100%ではありませんが霊障はご本人の心の不調和に起因するところが大です。
そして、このようなケースは意外と多いのです。
私はいつも言います。『心を調和してください。』と。
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