中絶と水子供養

胎児
不健康と精神負担
女性と中絶という問題は切り離せない関わりがあります。
中絶したことによって自責の念で苦しんでいた女性がおられましたので、きょうは水子にかかわる霊的な正しい理解についてお話ししておきましょう。
さて、妊娠中絶は原則、何回まで行っても法的な罰則は受けません。
ですが、中絶手術は子宮に多大な負担をかける事になりますし、何度も中絶をするという事は、本来生まれてくるべき生命を何度も奪っていると言う事になります。
母体や胎児の病気やトラブルでやむなく中絶を行う場合は仕方が無いと思います。
ですが、避妊をせず何度も妊娠、中絶を繰り返すような、愚かな行為はすべきではありません。
中絶をするという事は、当然、自分の体に負担がかかっています。
それだけでなく、経済的・精神的にも大きなダメージを与えているという事は女性ならば十分に理解できることではないでしょうか。
何度も中絶をするという事は、何度も妊娠をしているという事です。
自分が妊娠し易い体質であると自覚をし、しっかりと避妊をする事が大事です。
女性の身体は女性のものです。お腹に宿った生命は、愛し合った結果の尊い命です。
法的な規制がないですから、中絶は何回もする事が可能でしょう。
ですが、産めない事情があるのならば必ず避妊をし、悲しい子達を作らないことです。
中絶比率
日本における出産件数は、1年間に約140万件といわれています。
これに対し、人口妊娠中絶は1年間に約55万件にものぼります。
実に4分の1近くの妊婦が中絶を選択しているというのが現状です。
年代別に分けると、特に20歳前後の女性の中絶が増えてきています。
現状、これほど多くの中絶が行われていますが、だからといって安易な妊娠、中絶は避けるべきでしょう。
中絶を繰り返す事によって、早産や流産、または不妊症などの不健康な比率が上がる事になります。
水子の供養塔を建てない、地蔵を祭らない。
「水子の供養をしないと祟る」という広告が、宗教関係の団体や霊能者たちによる集客を狙った新聞掲載までおこなわれる時期も過去にありました。
広告費も安いものではないが、広告費を出しても引合うほど、水子供養を依頼する人が多いということであろう。
それに加えて女性の水子に対する正しい知識がないということも事態を深刻にしています。
今でも寺院や神社、霊能者たちのそういった広告が業界のなかでは常態化しています。
日本は特に、終戦後のアメリカの占領政策によって堕胎がふえてきました。
性道徳の退廃によって生まれてきた子どもも、どしどし堕胎されている。
堕胎した人たちがなぜ病気になったりするかというと、それは堕胎したという罪悪感から自分で心の中に影を落とし、やがてそれが病気をつくり出しているのであって、実際は水子が祟ってそうなったのではない。
だが、水子供養をしてよくなったという人がいる。
実は、それは水子の祟りがなくなったのではなくて、そうすることによって罪悪感がなくなり、自分の罪は赦されたというある種の開放感からなのです。
それくらい、心の持ち方と病気は深い関わりがあるのです。
私たちは、この地球上のいかなる物質にも一切執着を持ってはなりません。
死んでも執着を持ってそこから離れられない霊を、自縛霊とか地縛霊といいます。
供養塔を建てて、そこに霊がいると考え、また招霊することは、その塔に執着を持たせることになるからいけないのです。
そういった意味からも、堕胎した霊に対し、一度は心の底から詫びて、以降は明るく健やかな、心を調和した生活をできればそれでよいのであります。
堕胎された水子の霊はそのまま天上界へ帰る。
一旦、地上に肉体という形を持った霊が堕胎されると、あの世では、やはり赤ちゃんから大人へという成長の過程を辿ることになっています。
その水子の霊や、赤ちゃんの時に死んだ霊を育てる施設、地上で言う保育園のような所で、そういう子どもを育てる役目(子育てを学びたい霊)の人たちによって育てられて成長していきます。
堕胎した母親が死んであの世へ帰ると、縁のあったその成長した水子の霊たちが、「お母さん」といって出迎える。
その時に「わたしはあなたのような子どもは知らない」といったらそれは落第です。
ですからこの地上にいるうちにしっかりと心を調和を学んで帰らなくてはならないのです。
流産、死産は、夫婦の心身の不調和等、心の悩みが肉体に影響しているところが大きいものですから、日頃の生活をよく反省して、そうなってしまったことを子の霊に詫びることが大切でしょう。
くれぐれも霊能者の所や、宗教団体、寺院などに出向いてなんとかしてもらおうなどと考えてはなりません。
形や金銭で処理をするのではなく、自分自身が心を尽くす姿勢が何よりも水子に対する懺悔となることとご理解ください。
下記ページを参照ください。
『水子供養の真偽』 『水子供養の因習と真偽』
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