内なる神性との同通
神性とのつながり
物事の状況をよく観察することは、自分の内面を磨くために重要な基本です。
意識的に物事の観察を行なっていくことで、外の世界と自分の心の内(神性)の世界を行き来できるようになってきますから、それが、私たちの日常的(表面意識)な部分と、神性(潜在意識)としての部分を近づけ、同通させることになっていきます。
物事の観察を通して正しく思考する習慣を身につけると、私たちは心の気づきを無限の高みへとアップしていくことができます。
そして、正しい意識の在り方を忘れず、あらゆる事象への認識を間違わずに、周囲の環境への理解を深めていくと、すべての物事の微妙な違いがはっきりと、シャープにわかってきます。
そうすると、私たちは一個性、という小さな殼から抜け出して、大きな真我の世界に歩を進めることができるのです。
もし私たちが心を統一することと、すべての事象を正しく観察する能力を身につけられたら、宇宙の法則、宇宙の意識ということについて限りなく理解を深めることもできるでしょう。
わずかな私の実体験から申し上げて、私たちを取り巻く全ての事象、人間関係、そして自然界の相互作用、循環の法則、こういった営みに対する気づきが深まれば深まるほど、他の次元の世界に対する意識も目覚めてきます。
例えば、私たちは毎晩体外離脱を行なって、他の次元を訪ねていることもそのひとつです。
日中の活動において働く意識は表面意識が殆どで、意識全体のわずか10%に過ぎません。
しかし、夜になって睡眠状態になると、表面意識が沈んで潜在し、逆に潜在意識の90%の部分が表面に出てきて活動します。
これが体外離脱して活動しているときの4次元以上の別次元活動です。
只、別次元活動とはいっても、日頃に不満や愚痴、怒り、嫉妬、欺瞞、増長慢、傲慢、驕り、不安感、恐怖心などの不調和な心があれば非常に低次元の世界に身を置くことになり、目覚めの悪い体験をすることになります。
もし、こういう状況があるならば、自分自身を省みてそういった不調和な心を改めるべく努力をしなければならないでしょう。
人間はいずれ死を迎え、私たちがこの物質界よりもっと純化された次元に移行した時も同様です。
生前に努力をして高められた観察力や心の正しいバランスによってこそ、私たちはこの世の常識的な限界を超えて物事を見ることができ、次元の高いステージに進むことが可能となるのです。
まるで真冬に見られるダイヤモンドダストのようなキラキラと輝く空気のなかで、限りなく広がる緑と色とりどりの花々、小鳥がさえずる声はまるで自然界のオーケストラのようです。
これが次元の異なったユートピアの姿です。
ステージアップの為のエクササイズ
訓練はそのために必要となる鋭敏な感覚を養い、意識を目覚めさせてくれます。
まず、家の中もしくは自宅周辺など、静かに訓練できる場所を決めます。
自宅の居間か庭、公園、あるいは草地のような場所を選んでください。
一人になれる時、穏やかな気持ちでいられる時を選んで、静かに5分ほど座って、一日を振り返ってみて心に引っ掛かかっていることがないかをチェックします。
もしも、何かしら心が動揺するようなことがあれば、あるいは不調和なことがあれば、その原因がどこにあるかを明らかにします。
そして心を動揺させた自分を認め、二度とおなじようなことを繰り返さないと決心します。
なぜこのことが必要かと言いますと、心がざわついたままで精神の統一(集中)状態に入っていくことは次元の異なった低次元の存在たちとコンタクトされる危険性があるからです。
さて、あなたの心が整理されたら気持ちを切り替えて意識を集中することに向けていきます。
そのための材料として一輪挿しを自分の位置から手が届くくらい離れた場所に、自分の目線から少しだけ低いくらいの高さの位置に置くと視線に負担がなくていいでしょう。
このときの材料は果物を置いてもよし、水晶を置く人もいますから、自分で何かしら心に浮かんだものを置くのも心の集中に入っていきやすい。
そして、そこにあるものの色・大きさ・匂いなどを詳細に観察しながら、それを他のものとの関連性の中で見ていきます。
例えば、一輪挿しの花であれば、その花が育っていた環境をイメージする、土や日光、雨、風、草、虫、等々、一輪挿しとなって目の前に飾られるまでのプロセスに思いを馳せることで自然界にも心を向けることになります。
その感じ方、イメージのしかたにはみなそれぞれ個性が表れてきます。そこが大切です。
15分間見つめて、できるだけ多くの思考を拡大しながらその情報を吸収します。
これを同じ場所で数日間繰り返し行なって、その場の物事と、一輪挿しにすっかり馴染んでしまうくらい観察を深めていきます。
数日後、いつものようにその場に座ってリラックスしましょう。
座り方は、下の写真から自分が楽な座法を選んでください。
結跏趺坐(けっかふざ・熟練者むき)
半跏趺坐(はんかふざ・初心者むき)
正座(膝関節に問題のある方は避ける)
イスに座る
私の場合は半跏趺坐がいちばん身体が落ち着くし、下半身の骨格にも無理が掛からず安定性があり1時間前後座っても比較的耐えられます。
さて、今度は軽く目をつむってあなたがこれまで行ってきたエクササイズの一輪挿しの全てをイメージして視覚化します。
何日間か観察してきているので、あなたはその一輪挿しや、状況を簡単に思い出すことができるはずです。
視覚化の中で、一つひとつの手触り・匂い・感じなど、細かいところまで再現してみます。
あなたはすべての物事を色鮮やかに見ることができます。
次の日も同じように15分ぐらい目をつむって視覚化してどれだけリアルにその感じが実感できるかを確認してみてください。
前日には気づかなかったものが見つかるかもしれません。
あなたは、さらに多くのものを観察できるようになっています。
ゆったりと座り、記憶の中でこえまでイメージできた状況を具体尾的に再現しましょう。
これができるようになっているあなたは、あなたは、一輪挿しのことに関する情報が記憶の中にたくさんの状況を非常に細かく保存されていることに気づくはずです。
あなた自身、その一輪挿しとそれに関する状況に調和できていると感じたら、座ったまま、意識の中で土や日光、雨、風、草、虫、自然界をを見渡してください。
あなたは記憶の中に保存された光景の、多くの次元に入っていくこともできます。
雨が降って大地を潤している光景、燦々と輝く太陽によって草花や木々の緑が繁茂している光景、静かな風が心地よく肌をなでてくれること、降った雨は小さな川に流れ、やがては大きな川に合流し、大きな海原へとたどり着いて海の生物たちの命となる。
こうしてイメージは一輪挿しから大海まで広がっていき、無限の可能性をもって拡大されていきます。
単なるイメージと思ってはなりません。
このイメージの拡大がやがて自己の内なる神性につながるために欠かせないプロセスであることに気づくときが来ます。
こうした訓練を積むことによって、どのような状況にあっても、あなたは自分が集めた一連の情報や状況を、意識の中に簡単に取り込めるようになります。
子どもの頃の楽しい思い出にまつわる場所、たとえば昔の家や隣近所の人々、通っていた学校などの記憶をも鮮明に呼び戻すこともできるでしょう。
ゆったりとリラックスして座り、ひとつのことについて、自分が思い出せるすべてを詳細に思い起こしてください。
すると、様々な光景が記憶の中に生き、詳しい情報をあなたに提供してくれることに気づくと思います。
あなたは座ったままでも、あるいは、その光景の中を歩いても、再びその光景をイキイキと見ることができるでしょう。
こうした気づきを、普段の暮らしの中に広げていきましょう。
日々の散歩道や、車での通勤コース、スーパーマーケットへの決まった道筋があるのなら、そこで、すべてをもっと注意深く見るようにするのです。
ウインドーのなかに飾られてある花をみて心を動かすこともいいことです。
要は目に入ってくる景色や様々な動きに興味を持つこともあっていいのです。
また、季節の移り変わりが同じ場所の様々な光景にどんな影響を与えているか、よく観察しましよう。
緑が紅葉して落ち葉となって歩道に落ちていることで季節の移り変わりを深く感じます。
「物事の観察」を、エクササイズ(訓練)に限定して行なうべきではありません。
それは、生きることそのものであって、日常生活のなかに自然にあってほしいことです。
その生きることの中において、意識の在り方ひとつで、内なる自己と同通できるようになってくるものです。
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