キズをキズキに変える


人という漢字は人が支え合っている姿そのものを表現しています。
私たちは出逢い、めぐり逢いのなかに色々な経験をするのだが、それを良き出逢いと思うのか、悪い出逢いと思うのか、その決め方は、受け止め方であり、意味づけであり、気づきにあるといえるでしょう。
学びの心を忘れない。
私は、これまで『心の健康教室』での講演や、ブログ、個人カウンセリングなどで、肉体的病気や、うつ病、パニック障害、摂食障害、そして生老病死について、あらゆる角度からいろいろなメッセージを伝えさせてもらっている。
わたしがよく口にするのが、幸、不幸を決めるのは出逢いや出来事ではないということ。
いろんな人たちの相談を聞いていると、そのできごとが不幸だという捉え方をする人がとても多い。しかし、実際は、出来事はただの出来事でしかない。
それをよい出来事だ、悪い出来事だと決めるのは自分の心が決めている。
事が起こった時は悪いと言っていたことが、後になると、あのことがあったから、今の幸せがあるといっている。
これは悪いことと解していたときの『キズ』の気が一つ増えて『キズキに変わったからであろう。
同じ出来事でも悪い事だという人もいれば、私は幸せよという人もいる。この違いは、心がどう受け止めるかで全く違うものになるということの証です。
もし、あなたが、しあわせな人生を過ごしたいと思うのであれば、どのような時も必ず、学ぶという心を忘れないで持っていることである。
生きていたら楽しい事ばかりじゃなく、時には辛い事、苦しいこと、悔しい事、哀しい事、淋しい事があります。
私たちが、学びの心を忘れていたら、嫌なできごとがあったとき、『何で自分だけがこんな目に遇わなきゃいけないんだ』と、心に『キズ』が残るでしょう。
でも、学びの心を持っていれば、どんな出来事があっても、あなたの心に『キズ』は残らず、そこから学ぼうとする『気』がひとつ増えて『キズキ』になります。
学ばずに、キズとして凹み、引きずって生きるのか、学ぶ気(心)でキズキに変えて未来を拓くのかで、人生はまったく劇的に別なものに変わるのだ。
しあわせになりにくい人は、自分がコントロールしにくいことに囚われて、受け止めようとせず無益な時間を費やしている。
幸せになる人は、自分がコントロールできるように現実を受け入れて心を謙虚に、前に向けて時間を注ぐのである。
私の知り合いに乳がんを患った女性が二人いる。
ひとりは『なんで私がガンにならなきゃいけないのよ・・・』といって自分とこれまでの人生を呪っている人。
そして、もう一人は、発見された当初は一時的にショックはあったものの『ガンは自分に正直になって生活を改めなさいというメッセージだ』と意味付けし、ガンによって学ばされたといい謙虚に心を調えて生活している人。
意味づけ、受け止め方でその後の人生は全く変わる。
このようにガンという出来事が人生の明暗を決めているのではなく、それを意味付けする心のあり方に、幸、不幸を左右する源があるということである。
全ての出会いは良き出会い。
私が整体の仕事を本格的に始めて一年ほど経った頃に、ある患者さんの言った言葉が今でも鮮明に心に残っている。
『このやり方は学校で習ったものですか?』
『いいえ、自分のオリジナルな技術ですが、全部、患者さんから教わったことです。』と、とっさに答えていた。
『細かいところを確認してやってくれるからありがたいですよ。』といわれた。
学校での指導は知識が優先であり、技術指導の水準は非情に低く実践ではほとんど用をなさない。
この日は仕事を終ってから、ゆっくりと一日を省みた。20年前の話しである。
私は、これまで患者さんがどうしたら納得をし、喜んでいただけるか、それだけを考えて仕事をしていたのだが、それが結果的には、やってほしいポイントと強弱を直接、患者さんにきくという流れになっていたのでした。
私は、この時につくづく思い、確信した 『患者さんが我が師である』と。
言いかえると会う人全てが師である。もっと広くいえば、存在するすべてが師である。更に、山川草木(さんせんそうもく)宇宙さえも我が師である。
私の小さくも大きな気づきである。この気づきが21年経った今でも座右の銘となって私の人生を支えている。
私は仕事を通じて大きな気付きをいただいたのである。
人と人の出会いは人が教材であり、師ではなかろうか。
ということは自分も教材となるということであり、人生は、互いに学ばせてもらっているのだ。
欲を取り去らんと、欲に囚われる心、これ煩悩なり
物事に拘(こだわ)るほどに心は苦しくなる。そのこだわりを捨てて、自分の立ち位置を変えてみることで視点が変わり、いままで見えなかったものが見えてくる。
このように立ち位置を変えることを客観的に自分を見るという。つまり、拘りから離れてみることだ。
今まで不満に思っていた爺さんの姿も、自分が立ち位置を変えてみると可愛い横顔が発見できることもあろう。^_^;
きょうも最後までお読みくださいまして心から感謝もうしあげます。またの訪問をお待ちしております。ランキング参加しております。、下のバナーをポチッとクリックして頂ければありがたいです。^_^;