4次元の投影が3次元

天国前回は、色即是空 空即是色について、万物は形ある状態から形のない状態に変化すること、そして形のない状態から形のあるものが発生していくという循環の法則について述べました。
色心不二は、有と無が同時存在することを意味するのだとも述べました。
きょうは3次元のこの世はどう解すればわかりやすいのかを述べてみたいと思います。

先ず、私たちの暮らすこの世である三次元は、四次元であるあの世以降の世界の投映された世界だということを知っておく必要があります。

つまり、あの世からこの世に生まれるのであって、この世からあの世に生まれることは、この世では死を意味することになります。

肉体は親や連綿とつながる先祖からいただいたものですが、魂は親からいただいたものではく、四次元世界から胎児に宿るものです。

科学的な表現になりますが、この三次元の世界というのは非常に、振動が粗悪で、物質的な不安定な世界なのですが、この自然界における諸現象はすべて、振動からなりたっております。

このことは何も物質に限ったことではなく、私たちの心から生ずるものもこれまた振動であって、この振動は心の波動としてハッキリと感じることができます。

いうならばその人の持っている心の状態が振動(波動)として相手に伝わるということです。

私たちの脳細胞の中に起こる脳波の波もやはり同じ振動ですが、肉体から発する振動と心から発する振動では次元が違うというだけのことです。

ここでもう一度循環の法則について例を変えて述べてみましょう。

いま、私達は地上で生活していく中で、固体、液体、気体という三つの変化をする自然の現象を知っています。

その一つの氷について考えてみます。

氷が水に浮かんで、水面上に出るのは約10パーセントです。

殆ど水の中に入っている部分が90パーセントですが海に浮かぶ氷山の一角はそれを表しています。

この氷は、分子式で書きますとH2Oであって、水もH2Oで同じです。

こうして水の密度と氷の密度の差によって、それのパーセントを見ますと10パーセント位しか水面上に出ていないわけです。

また、空の雲は水の分子がお互いに分散している状態ですが、分散されている状態という事は、ここではじめて熱粒子である振動数というものの作用によって膨張をしてくれば、水の分子の間に入る熱粒子が膨らんでくるから蒸発します。

逆に収縮して密度が濃くなりますと今度は水に変わったり、或いは更に温度という熱粒子が冷え込むと氷に変わります。

収縮の度合いが小さくなればなるほど、粒子の変化もまた同じように変わってきます。

このように宇宙に存在している空のあの水分もまた高度千メートル上がる毎に6、5度ずつ温度が降下していきますから、やがて蒸発した目に見えない水蒸気も、お互いに熱粒子の収縮にあって雨になり雪になり、そしてまた地表に或いはまた雨となり降ってまいります。

肉眼で見えるか見えないかの違いだけで存在していることには何ら変わりありません。

したがって、氷のH2Oも、水のH2Oも、分散されている雲のH2Oも、一つとして変わらないのです。

このような状態を色だと言ったり、見えない世界であっても、また見える世界であっても、色即是空であり空即是色というのです。

水蒸気のH2Oは氷のH2Oと同じであり、氷のH2Oは水のH2Oとなんら変わらないということです。

これを科学的に言うと分散集中と表現されます。

この自然界に存在するあらゆる諸現象は、全て輪廻転生を続けております。

循環の法則に従って輪廻転生を続けていないものは何もありません。

人間に見えない世界の方が遥かに多いという事実は、科学的な世界においても、はっきりとしています。

人類は物理科学をもってしても壁にぶつかり、それ以上進むことが出来ない段階です。
人類は、科学的、化学的というものの考え方に偏りがちですが、科学の力は実際のところ、人間の体でいえば皮膚のような薄さでしかなく、本質はまだまだ大きなものだということです。
見えない地金の部分、つまり、見えない世界の方が遥かに多いということを知らなくてはいけません。
こうして次元の違った世界、宇宙の一切の現象を統べる意識である絶対唯一の意識。
この意識を私たちは分からないままに、永い歴史の中で目の前の姿あるものを絶対視して、それに執着したり、拝むようになりました。
しかし人間が物質だけを追い求めて得たものは一体何でしょう。
人間の経済と物質偏重主義は、自然破壊の道を進むことになり、世界の各国でみられることです。
大事な自然というものを、人間が物を追いかけて、追究してその欲望を満たそうとして、公害を作り出しました。
人類は、自分たちの生命がどういう存在であるかということを真剣に考えなくてはならない時期にきています。
こういった生命の原点について真摯に向き合わないと、いつまでも経済至上主義、物質至上主義に傾くことになり、地球はほんとうに限界が来てしまいます。
霊は生命そのものであり、生命は霊そのものです。
見えないエネルギーによって見える物質が存在できている真理は未来永劫に変わりようがないだろう。
即ち、4次元のエネルギーによって3次元が投影され、存在するのである。
霊の無いところには生命はありません。
見えないエネルギー即ち霊によって物質がうまれるということです。
しかし物質は殻に過ぎません。
この世の物質は見えない霊的エネルギーという実在によって投影された現象(カゲ)にすぎません。
生命は物質それ自体には存在はないのです。
私たちが存在し、息をして、動き、考え、判断し、反省し、要約し、決断し、行動することも、すべては私たちが霊であるからこそです。
頭脳ではなく、船頭たる霊があなたの身体を動かしているのです。
霊が肉体から離れたらその身体は崩壊して元の土くれに還ってしまいます。
そこに霊が無いからです。
物質は一時的な存在という現象に過ぎません。
人間によって表現されている生命力は、小鳥、動物、魚類、樹木、草花、果実、野菜等に表現されているものと同じ生命力なのです。
いかなる形体にせよ、生命のあるところには必ず霊が働いています。
霊としての自覚の程度、意識の程度にはさまざまな段階があります。
霊の表現形態は無限だからです。
無限なるものに制限を加えるわけにはいきません。
その生命の背後の力は全ての霊の極致であり、源泉であり頂上であるからです。
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