霊と物質・4次元をキャッチできない理由

 

守護霊現代医学では、物事を考えるのは前頭葉だとされていますが、あなたはどう思いますか?

もしそうだとするならば、私たちが心の中で、嬉しかったり、悲しかったりしている時に、込み上げてくるものは前頭葉から込み上げてくるのだろうか。

肉親や親しい人を失った悲しいとき、せつない時、胸が痛む感覚を経験したことはないだろうか。

嬉しいことも、悲しいことも、頭ではなく、胸から込み上げてくることは理解できると思います。

反省を促すときも、「よく胸に手をあてて考えなさい」とは言いますが、「頭に手をあてて考えなさい」とは言いません。

なぜ頭ではなく胸かと言うと、実は胸は魂が位置する場所だからなんです。

Lesance-Crimson-front私は相談者に説明するときによく使う例え話ですが、パソコンが機能するために先ず必要なものはという質問をします。

電気エネルギー、内蔵されているハードデスク、そして最後に操作する人がいなくてはどんな優れたパソコンも機能しない。

このパソコンをそのまま人間に置き換えてみますと、電気エネルギーは人間でいえば食事であり、ハードデスクは頭脳であり、パソコンを操作する人は魂(心)ということになります。

こういう説明で理解できるかと思うのですが、人間の脳細胞は、ものをキャッチし受信するただの、セクションにしかすぎないということが、今後の医学界においてもより具体的に実証されていくでしょう。

そして既に、これまでの精神科の投薬治療による対処療法ではなく、心というものが何よりも優先されて肉体に影響するのだとされる精神医学に着目して研究している国もあります。

肉体の支配者は脳細胞ではなく、であること、その中心にあるというものこそ、脳を支配するものであり、五体を機能せしめる不変的なものだということもやがてハッキリと証明される時代がくるだろうと思います。

魂とか心とか、次元の異なった世界の話しをすると、非科学的で見えないから信用できないという人も多くいいますが、ここで少し科学的な話題で次元の異なった世界を考えてみます。

私たちが日常生活の中でエネルギー、エネルギーという言葉を当たり前のように使っていますが、このエネルギーというものは目で見ることはできません。

それはそうです。

エネルギーというものは、「仕事を成し得る能力」をいうものだからです。

例えば、キャンプファイヤーで木を燃やしますと寒い夜でも暖をとることができます。

このときに木が燃えているとは言っても、エネルギーが燃えていると言う人はまずいないでしょう。

燃えた木はその質量に応じてエネルギーを発生して暖をとれることになります。

木が燃えている姿は見えてもその働きは見えません。

何故ならこのエネルギーというものは次元が違うからです。

燃やした薪は形ある物質の次元であり、それは私たちの住んでいる世界、つまり三次元世界の存在です。

この薪である物質を物理科学的に定義づけますと、質量と体積を有するもの、これが物質だと言っております。

質量というものは形が同じ大きさでも、その物によってみな異なります。

石炭1立方メートルと薪1立方メートルでは質量が異なりますからエネルギーのカロリー数も違ってくるようにです。

こうしてみますと、相対性理論を通しても物質の世界というものは、必ず質量があるということがわかります。

しきそくぜくう くうそくぜしき

あなたは色即是空 空即是色という般若心経の一文を聞いたことがあるかと思いますが、仏教では、物質、形ある物をの世界と表現していますね。

そして形のない非物質世界のことをとかの世界と表現していますね。

実は形ある薪のなかには形の見えない質量というエネルギーが内在されているわけです。

このことを仏教では色心不二とも表現しております。

色心は物質と見えない存在のことであり、不二、すなわち二つではないということですから、物質のなかに見えないエネルギー、つまり質量が同時存在しているという事になります。

物質と質量は別ではなく一体だというわけです。

現代のように科学の発達がない時代に宇宙の真理を体感していたのですから昔の人は凄いですね。

3次元と4次元が同時混在していることを知っていたことになります。

色即是空、物質は即ち是(これ)空になる、つまり形のない状態になると言っています。

空即是色、形のない状態、即ち空から形のある物が発生してくるとも言っています。

このように仏教の教えの中にあるように、色心は不二だということは、色(物質)と心(空)は同時混在しながらも循環して繰り返しているという事を説いているわけです。

いま私たちの目に見える世界というものは、限られたものでしかありません。

実際は見えるせかいより、見えない世界の存在がはるかに大きく、多く豊かなのです。

私たちの肉眼で見える世界というものは、ほんの小さな世界だということなのですが、この肉眼でとらえることのできる全ての世界は、色彩をもっております。

色彩を持っているために、この一切の万象万物をと言ったのです。

色心が不二だというというのは、私たちの肉体と心は同時存在していると言っています。

ご存じのように地上の世界は1次元、2次元、3次元の世界です。

二次元の世界というのは、私たちが毎日見ているテレビであったり、映画であったりで、あのスクリーンは平面の世界、つまり2次元です。

その平面の世界スクリーンの中のストーリーは三次元、つまり立体の世界で制作されて画像として2次元に投映された世界になります。

ですから3次元の立体空間で製作された内容は2次元の平面世界で投影された場合、

その投映されている2次元の画面に対して、如何にその投映されているヒロインが可哀想であっても、私たち3次元の世界から声を掛けても通じません。

繰り返しますが、映画を見ている観客がスクリーンに向かって声を掛けてもストーリーの登場人物には通じないということです。

この法則は宇宙大自然の真理であって、4次元のあの世からから3次元のこの世に声を掛けても通常一般的に私たちがキャッチできない理由がここにあります。

次回は「4次元の投影が3次元」ということについてアップ予定です。

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