誠意をもって真剣に取り組む

2021年1月21日

思うに、人と人の触れ合いはいつも戸惑いが伴います。
だからといって拒絶してしまうには及ばないこともあるし、さりとて相手に合わせようと躍起になればむしろ無節操なこともある。
どのような戸惑いのなかでも、自分の立場を見極め、いまとれる最も誠実な態度で人とふれあう真剣勝負をしていくしかないように思います。
それでもそれがあらぬ誤解を招いたとしても、何時かは解けると信じて対応するしかない。
そのときの自己都合による怒りを相手にぶつける人もいます。
このような時は一切関わらない態度で臨むのも方法かもしれないのだが、しかし、それもまた状況によっては余りにも大人げないようにも思う。
戸惑いを続けて自分を縛るのは不本意ではあるが、相手の心が静まるのを待つしかないことも世の中にはあります。
人間は本質的に感情的な動物であって、それがどの程度表に出るかでないかの違い。
どんなに権威があっても、学識の高い人であっても、真理を学んでいる人であっても、感情的なところをもつのが人間であることに変わりはない。
その意味でいえば、人間は、理性9割、感情1割で振る舞うように見えるが、何かしら自分の意に沿わないことがあるとすぐに怒りの言動に豹変し、感情9割、理性1割で動くことも珍しくない。
自分を知ること、その大前提を踏まえた上で人と接することが大切だろうと思います。
※きょうも最後までお読みくださいまして感謝もうしあげます。