内なる静穏・霊的ガイド


世界における科学技術の発展は目を見張るものがあるが、それがうっかりすると今よりさらに恐ろしい戦争と破壊の凶器をこしらえることになりかねない気がする。
世界では人間同士による非人間的、非人道的行為が相変らずあとを絶たない。
果たしてこういった行為には完全に終止符が打たれる日が来るのだろうか。
人類は皆兄弟という言葉があるように、お互いが霊的に兄弟であり姉妹であるという認識のもとに暮らせる真に平和な時代が本当に来るのだろうか。
殺し合いは避けがたい人間の宿命なのだろうか。
戦争は正当化されうるものだろうか。
実在界(4次元)はこうした地上世界をどう見ているのだろうか。
私は宇宙の中心、絶対唯一の意識である愛は必ずや全ての人類に行きわたると信じる。
そのために人類のスピリチュアル革新および動物問題の改善に関わる人たち、人々の苦しみに手を指し述べる人、残虐行為を止めさせる人たち、人の力になってあげる仕事に献身する人は、絶対に弱気になってはいけない。
この世のユートピアはいつの日かきっと成されるだろうが、それはゆっくりとしたプロセスを経ながら、そして時には苦痛を伴いながら成されていくだろう。
暴力・混乱・衝突・戦争・残虐行為が増えつつあるのは、この3次元地上世界が霊的転換期にあり、悪が善に、陰が陽に、闇が光りに昇華されていくための過渡期にある証しといえよう。
私達の周りでは、すでに多くの正しい伝統的思想が葬り去られました。
家庭生活も然りです。
若者は自由を求め、奇声をあげ、物を破壊し騒ぎ立てております。
本来の自由は人に迷惑をかけて勝手なことをしてよいということではない。
若者も大人も、心乱した渦中の人間にはそうした背後の唯一の存在の意図を読み取ることは難しいことです。
しかし、100年前、500年前からすれば時の流れと共に人類は進化しているのである。
その意味で、総体的にみて人類はかつてより親切心寛容心が増え、その一方において偏見残虐行為抑圧政策が絶えないでおります。
だが、これは地上における物的、肉体的カルマの進化においては発生する現象なのだ。
つまり対立する事象が激突して、これからより良いものが生まれ、全体として進化していくということです。
自分の身の回りに試練があっても諦めてはいけない。
大切なのは偏りのない調和された正しい真理と霊力とが世界の多くの土地と人々の心にしっかりとした足場をつくり、退却させられることがないようにすることだ。
それが至るところに恵み多い影響力を及ぼし、全体として愛の種として播かれることになるからである。
そして、その影響力が浸透するにつれて暗闇無知愚行野蛮な行動を追い払い、地上世界を汚している邪悪を消滅させていくことでしょう。
明るい希望と自信の根拠はあなたの中に、いつでも満ちているはずです。
なぜなら貴方の魂は宇宙の唯一の意識とつながって休む時がないからである。
故に、家族に対しても、他の人々に対しても一時的な愛の行為であってはならない。
愛は生涯にわたって高めていくことで不動のものとなるからだ。
また人間社会のあらゆる分野で古い因習、概念が覆され廃棄されていきつつある。
その多くはあまりに永いあいだ人間を迷わせてきた間違った概念です。
これから徐々に愛と善のエネルギーが、欲得づくの想念エネルギーと取って代り、地上生活のあり方が改善されていくことでしょう。
よくよく心に落として頂きたい、誰もが経験することではあるが、私達の心配の念は霊界から援助する者にとって非常に厄介な障害となることを御存じの方は少ないのです。
それは、守護霊や指導霊からの支援の障害となる要素としては、否定的性質があるということだ。
恐れ・心配・不安、こうしたものはその人を包む物質的・肉体的・精神的・霊的雰囲気を乱し、守護霊、指導霊が近づくのを一段と困難にするのである。
心ある人たちよ。この点をしっかりと自覚していただきたい。
真理を知った者は、それがわずかであっても、例え多くを知ったとて、無限の真理からすれば多寡(たか)が知れているのである。
正しい法則を生きる者は、いついかなる事態に直面しても、穏やかで平静で受容的態度を維持すべきですし、又そう努力をすべきです。
全生命に命を与えている唯一の意識より強力なものはないとの断固たる信念に満ちていなければなりません。
あなたの魂はその意識と同根なのである。
何度も言ってよいメッセージがあるとするならば、それは“心配の念を捨てなさいということです。
そうすれば内部に静穏が得られます。
内部が静穏になれば外部も静穏になりますということです。
心配の念は、過ぎ去ったことに拘る時、先行きのことに拘る時におこる想いです。
執着、苦悩、不調和、不満、愚痴、怒り、不安、心配、拘り、囚われ、これらをキーワードとして、ブログ右上の検索から参考にみてください。
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