生き霊の憑依に学ぶ
自律神経失調症?
A子さん32歳の女性、身体がだるく、息苦しさがあり、何故か不安感と恐怖心で目眩と地に足がついてない感じがして落ち着かない状態が3ヵ月ほど続いていると言って訪ねてきた。
そして悪夢をみるという。
耳鼻科の検査では何も発見されず、内科で検査しても何の病態も特定されることがなかったことで自律神経失調症と診断され、心療内科を紹介されたという。
本人は心療内科に行く前に何とか手はないものかとHPをみて意を決して私の所に来院してきたのだった。
整体を希望しては来たのだが、状況判断からして問診の段階で異常を感じたため、問診を途中でやめ、先に背景にある霊的な問題に対処することにした。
生霊だった。A子さんの身体と憑依している生霊に光りを入れはじめてまもなく、A子さんは大粒の涙をこぼしながら泣きだした。
『A子さん。何も心配することはありません。安心して心を丸くしなさい。』
生霊の無念の思いが伝わってくる。
『この者に憑依している霊よ、あなたは自分の身体、自分の魂に帰りなさい。自分の未練からA子さんの身体に憑依してなりません。』
『あなたは、自分の心を調和することができず、自我のままに生きてきた結果として周りとの協調もできず孤立したのです。よくよく自分の心を省みて改める努力をすることです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
諭し終わって間もなく、憑依する生霊の悲しみが浄化されてA子さんの身体から抜けていく。
A子さんの心も身体も落ち着いたようだ。もう心療内科にいって向精神薬を服用する必要はない。
『呼吸が楽になり、胸も苦しさがなくなりました。』
涙のあとで顔がクシャクシャだったが目には笑顔がもどっていた。
この間10分に満たない程度の時間だったが、その後に1時間のカウンセリングを設け、事の経緯を聞くことにした。
憑依霊の本性は、数か月前にA子さんと協議離婚した御主人の生霊だった。
御主人は統合失調症を患っていて精神科に通院していたのだが、回復どころかだんだん悪くなるばかりで、仕事ができず、正常な結婚生活を営める状態にはなく、夫婦は崩壊したのだった。
今回の件はご主人だけの原因ではなく、A子さんは御主人のご実家で同居していたのだが、その家庭環境は舅(しゅうと)がエゴイストで舅夫婦が非常に不調和で劣悪な家庭環境だったところにある。
A子さん夫婦の間にうまれた5歳と1歳の子どもをつれて実家に帰り離婚はしたものの、御主人の心には、悔しさ、悲しみ、無念、絶望、子どもに対する愛情という感情が大きく膨らんで生霊となったのである。
こうしてみると、生き霊という一つの憑依現象によって起きた現代医学で特定できない体調不良は、人間の家庭生活の普通の暮らし、ごく自然な暮らしが如何に大切であるかということを学ばされるものだ。
人の想念はエネルギーとして働き、霊的に形をなし、たとえば恨みのある相手や好きな人のところへ飛んでいき、まとわりつくのですが、悪夢を見たり、体調不良を訴えたり、精神的に異常をきたす場合があります。
その受ける度合い、感じ方は個人差があり、何も感じない人もいれば、敏感に感じて様々な状態、災い、となって現象化するものです。
特に、人間関係でトラブルになったときに邪悪な想念を強く、長く、働かせると生霊となって相手の人に届くことになるから気をつけなければならない。
理不尽で迷惑な生霊ということもありますが、自分にも原因の一端がある場合がありますから、こういう場合は自分のこれまでの言動を省みることが必要である。
そして、何よりも大事なことは、人に恨みを買うような思い、言葉、行動、をしてはいけないということは勿論だが、日頃の生活のなかで、全ての事、人、物、全ても存在に対して感謝の心を忘れないということです。
こういった感謝の心はそのまま光りのエネルギーとして自分の心から発し、クリーンなエネルギーとして自身のバリアともなるからです。
生霊に対処する答えは、自分自身の心の状態にあることを知っていただければと思います。
同時に、生霊は、誰でも飛ばす可能性があり、それは不調和な想念をもって相手を恨み、嫉み、怒りを発すれば、その想念の強弱によってそうなることも忘れないでいただきたい。
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