ドキュメント・心の師を求めて
ある女性からメールをいただいた。
この女性は、お一人で仏陀(お釈迦様)の教えを学びながらも、生きることの苦悩と、孤独のなかで、思うようにならない人生や、自分の生きることに対して疑問を持ち、真理を追究しながら、人の道を求め、 ...
自然界と動物に学ぶ
この地上は人間以外にも、多くの生命が存在している場です。
動物も植物もこの地上で魂を磨いている。
いわば修行場なのである。
ここで少しばかり、動物と植物の関係についてふれてみます。
動物 ...
道は一生・一瞬にあり
行住坐臥(ぎょうじゅうざが)の
行(ぎょう)は、ゆく、歩く。
住(じゅう)は、とどまる、住まう。
坐(ざ)は、すわる、静止。
臥(が)は、やすむ。
このような意味で、仏教の中 ...
過剰服薬・死亡の患者
私は、昨日のコラムで『精神疾患・出し過ぎる薬の弊害』と題して早朝に投稿した。たまたま夜に読売新聞の記事で医療ルネサンスを見たら『過剰服薬・死亡の患者も』というタイトルで精神科医療の問題が提起されていたのでした。
私が何年も ...
精神疾患・出し過ぎる薬の弊害
私はこれまで、うつ病を患っている人や、パニック障害、摂食障害、その他の精神的疾患で相談にくる方々に薬の副作用とその事例を知らせ、減薬と断薬を奨めてきたが、そのことによって実際に数年来の症状が軽減されたり、回復して社会復帰できた人たちが ...
煩悩捨てるべし
心と体の健康が私の投稿するコラムのテーマであることは、これまでの記事を読んでいただいている方には理解されているかと思います。
以前にも述べたことがあるように、私達の肉体と精神は、通常不二一体で働き機能しています。
盛り塩と中道
相談者からよく聞く話しですが、家の邪気払い、あるいは厄除け、魔除けに盛り塩をしているという。
きょうは盛り塩、の由来について少しふれてみると同時に、塩の存在が何を意味するのか、塩から何を学ばなければならないのか述べてみたい ...
お通夜の詩吟
先日、催事ホールで営まれた知人87歳のお通夜に出席し、納棺された故人の顔を見納めてきた。
僧侶が読経を終わって引き上げたあと、参列者のなかから関係者の一人が挨拶をした。
故人とのこれまでのお付き合いを自己紹介し ...
イエス・アンドの会話
心が伝わる、伝える、ということはどういうことだろうか。
悩み抜いて為すすべもなく、途方に暮れた末にご縁があって訪ねてくる人。
自信喪失、失望、挫折、空虚観、そんな心の状態であれば表情に明るさも、眼の輝きもないの ...
恵への報恩
連日30度を超える暑さが続いているが、私が住む岩手山麓の早朝は21度前後と涼しい。
一人、山のなかで座って、小鳥の声を聞きながら自然の営みに心を向けてみた。
以前に見た夢の光景が思い出された。
山の ...