霊的ステージアップの条件・拘らない心・澄んだ心

こだわらない
いうまでもなく、社会は人と人との関わりのうえに成り立っています。
不思議と敵をつくる人がいますが、お互いが謙虚に素直な心になったならば、人からなにをいわれようと、また何事がおころうと、自らの心に、わだかまりや、拘りが残るということは比較的少なくなるものです。
例えば、子供の頃、冬の寒い日など窓ガラスに息を吹きかけて遊んでいました。
ふっと息を吹きかけると、外と家の中の温度差で、すき通った窓ガラスに白いくもりができますが、そこに絵を書いたり、字を書いたりしたものです。
白いくもりができると、向こう側かよく見えなくなります。
けれども、間もなくそのくもりはうすくなって、また元のすき通ったガラスにもどります。
そこでもう一度息を吹きかけますが、再びくもった窓ガラスは、すぐにまた元通りになるのです。
これは何度くり返しても同じことであって、自然の法則でもあります。
人間も素直な心になったならば、ちょうどこの窓ガラスと同じように、なにか拘りやわだかまりを持つようなことが身にふりかかったとしても、それがいつまでも心の中に残るようなことは少ないであろうと思うのです。
つまり、ごく短い間には、そのことが気にかかるかもしれませんが、すぐにそれは窓ガラスの白いくもりと同じように、自然に消えていくであろうと思います。
ということは、素直な心になるということは、私心なく真理というか正しいことにしたがうというところに基本の態度があり、そこに一つの大きな安心感がうまれます。
細かいことにくよくよせず、つねに前向きにものを考えるという姿勢が保たれているからではないでしょうか。
したがって、拘りという心の曇りは、いつまでもこだわりとならず、わだかまりもまた何時までもわだかまりとはならない、といような姿も生まれてくるということになってきます。
問題を抱えて苦しんでいる場合、必要以上にそのことに固執するが故に心が苦しくなるのであって、その固執、こだわりというのは実は、背景には自我心の強さという問題が潜んでいるものです。
自分の思うようにいかないことで人に対して感情的になることは相手の批判をかうことにもなり、中傷の的にもなり、敵対感情をつくることにもなるのですから余計に自分の立場を悪くしてしまいます。
こうした拘りやわだかまりは、個人個人だけの問題には限らず、集団と集団の間でも発生するものでしょう。
例えば、今日、世界の各地域でさまざまな紛争や戦争がくり返し行なわれていますが、そういう紛争、戦争が行なわれるたびに幾多の人命が失われ、人びとが傷ついています。
しかもそれが人類全体の平和を高めていく上でいろいろの障害をもたらしていることも事実です。
それらの紛争、戦争がなぜくり返しおこなわれているのかといえば、そこにはきわめて複雑な問題があるので軽々にはいえませんが、やはり一つには主義、主張の対立、思想の対立、宗教の対立、民主化運動や一党独裁主義の弊害等々、国内問題からはじめ、民族と民族の対立、争いであるとか、あるいは利害や勢力をめぐっての争いなど、さまざまな原因、様相というものがあります。
これは、ことばをかえていえば、民族や国家の間に拘りやわだかまりというものが生じて、それが高じて紛争、戦争に結びついているともいえるのではないかと思うのです。
もし仮に、そういう紛争、戦争をくり返している地域の人びとに謙虚で素直な心が十分に養われていたとしたならば、今日みられる姿は相当変わったものとなっていたのではないでしょうか。
それがどういう姿かはわかりませんが、しかし少なくとも今よりはずっと穏やかな、平和で好ましい姿ではないかという感じもするのです。
そういうことを考えてみても、謙虚で素直な心を養い高めてゆくことがいかに大事であるかが、おのずと明らかになってくるでしょう。
つまり、素直な心になれば、お互い人間の心の中にわだかまりやこだわりがいつまでも残るというようなことはなくなってゆき、いつも晴れ晴れと明るく澄み切った心持ちを保ってゆくこともできるようになれるということです。
そしてそれは、お互い個々人の生活、人生を明るく楽しくするにとどまらず、人間同士の集団、国家社会、共同生活全体を明朗にし、和やかなものとするでしょう。
素直な心になるということは、このように尊く、また非常に大事なことであると思うのです。
拘りを継続するということは執着になります。
執着ということは、物事を偏った思考で捉えているということです。
人間の心は、この偏った思考や拘りによって苦しみ、戦うことになるようにできていることがわかると思います。
人の心がわかるということは、実は自分の心に先のガラスのような曇りがないことで可能となってくるものです。
この曇りというのはご承知のように、拘り、執着、自我心、私心という言葉で表現されte
いるもののことです。
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