思い煩うことの愚か
衣食住に拘る
人間、思い悩んだからといって、寿命をわずかでも延ばすことができるのか。
なぜ、衣服に拘り、思い悩むのか。
なぜ、食べ物に拘り、思い悩むのか。
なぜ、住まうところに拘り、思い煩うのか。
衣服もブランドに執着する人ほど、自分の実生活ができていなくて、欲しがるその心の背景にある虚栄心にほんろうされ、どこか精神バランスに?がつく傾向もみられます。
飲食物も拘りが過ぎると偏食、肥満、病気になりやすかったり、ストレスだといっては馬鹿食いして過食だと騒いでいるし、逆に、身長、体重がごく普通なのに容姿に拘るあまり拒食になっている若い子もいます。
夫婦の給料を合算して融資の限度いっぱいまで借金して4千万円のマイホームを建てたはいいが、夫が病気をした途端にローンの支払いができなくなって手放すことになったというようなケースもありました。
夢を膨らませ、未来に希望をもつことは良いことだと思いますが、しかし、身の丈以上の無謀な計画は夢や希望ではなく、見栄が勝った欲望でしかない。
ここにも拘り、執着、偏りというものがあります。
ひとつ、野の花がどのように育つのか注意してみてみたい。
働きもせず、働いています。
紡ぎもせず、紡いでいます。
そして意識せずとも装っています。
しかし、栄華を極めたソロモン(古代イスラエルの第3代王)でさえ、この花のひとつほどにも着飾ってはいなかったのではないだろうか。
きょう、地に生えていても、明日は人に踏まれるかもしれず、野のけだものに食べられるかもしれぬ野の草でさえ、自然の意思はこのように生かしてくださっています。
ここにお伝えしたいことは、思い煩うことの人間の愚かさです。
ネガティブな思考は打ち消す
野の花も、儚(はかな)い命の野草も、特別に拘り、執着せず、みずから何もせずとも、自然の意識(神)がそれにふさわしく充分なものを与えてくださる。
だから、人間も思い煩ったりしないで、素直な心で、何の拘りも、執着もなく自然のままに生きればいいのだ、ということでしょう。
そうすることがどれほど人間を生きやすくするか、自分らしくするかです。
この世で生きることは苦でありますが、その苦しさとどう向き合い、どう軽くしていくか、ということをお釈迦様やイエス様は教えています。
その際、必要な心構え、生きる姿勢のひとつに、むやみに思い煩わないこと、ということがあります。
生きているうちには、どう逆立ちしたところでどうにもならないことがあるものです。
あしたは大事なイベントがあるから雨は絶対に降らないで欲しい、そう思っても自然現象の天気は人間の自由にはなりません。
このように、日常的なことのなかにおいて自由にならないこと、思うようにならないこと、すでに過ぎてしまったことを延々と思い煩うことも、意味がないことです。
過ぎたことは元には戻りません。
しかし、心の拘り、執着を捨てて生きようと決心する時に、心は苦悩から解放されます。
深みにはまらない
だれもが、そんなことはわかっているのです。
しかし、ハッと気がつくと、思い煩っている自分がいる、というのもまた、人間です。
ですが、マイナス感情、ネガティブな心になっている心がある人でも、体を使って活発に動いているときは、マイナス感情やネガティブな思考を忘れているものです。
ところが、仕事で心身が疲れていたり、人問関係で精神的なダメージを受けていたりするときは、ジレンマという堂々巡りの深みにはまりかねません。
こういうときには、その堂々巡りに気づいた時点で、別なことに心を向ければ深みにはまることだけは回避できますが、とはいえ、気持ちの切り替えが下手なひとにはいささか荷が重いかもしれません。
こういうときこそ、言霊の力を借りるのです。
好きな言葉、楽しい言葉、気持ちを明るくしてくれる言葉……を大きな声にして言ってみてください。
「夢は逃げない、逃げるのは自分」
「失敗すればがっかりりもする、でも何もしなければ確実に絶望する」
「負けたから終わりなのではない、やめたら終わりになるのだ」
こういった心を奮い立たせる言葉を発すると不思議と心が軽くなり、前を向けるのです。
そして、こいうことを習慣化すると、なにかスランプがあっても、反射的に心を奮い立たせる言葉がでるようになるものです。
できない言い訳に甘んじているより、先ずは実践してみたいもの。
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