間違った節約がもたらす不幸
足ることをしる
十分に良く苦働き、十分なお給料も奥さんに渡しているご主人が、日頃怒るということをしないのに、ご飯食べている途中で怒ってしまった。
「お前はどれだけお金があれば満足するんだ。俺がどれだけ働けばいいというんだ。」と。
奥さんの「貯金がいくらあったら老後は安心かな?」という言葉がきっかけだった。
あるていどほどよく貯金もできている家庭なのに、日頃の会話でちょくちょくお金に執着する奥さんの発言にご主人が嫌気がさしていて「またかっ!」と思ったからである。
恵まれた生活環境にありながら、際限のない欲をもってしまうがためにこういった不和につながってしまうことはよくある話しでしょう。
対人関係でも、仕事関係でも、家族や兄弟姉妹、親戚のなかで、もめごとのなかにはお金に絡んでいる場合があるようです。
夫婦関係においては特に浪費癖のパートナーを持つと悲惨ですが、それは二人で家庭を築いていくという根本が成り立たないからです。
そういう意味においては節約はとても大切です。
夫婦で家庭を創りあげていくうえでお金の使い方をコントロールすることは欠くことのできない要件でしょう。
家庭に限らず、どんな組織でもお金の使い方はその組織の命運を決めます。
しかし節約という言葉の響きだけを思いますと美徳となるのですが、実は、その大切さゆえに誤解されて、浪費癖と同じように家庭から幸せを奪ってしまうことだってあります。
お金へ執着するあまり「今月は何でこんなに足りないんだ。おまえは(あなたは)何に使ったんだ」と相手の非を責めたてるようにもなりかねません。
また、ほんの少しの出費にも絶えず小言を言い、お金の出費に注意ばかりする人もいます。
お金の使い方をめぐっては、パートナーのミスにはよく気がつくのですが、実際のところは自分もたいして変わらず間違った使い方をしていることがあるものです。
相手を責めるのは、無意識的に自分のやましさを隠すため、という心理が働いている場合があるでしょう。
お金の使い方のいさかいは、お互いを惨めな気分にさせ、幸せな結婚生活の大きなさまたげとなります。
このいさかいが日常的になりますと明るい家庭は姿を消し、二人の間から愛も消えます。
節約は幸せな家庭を創るのが目的であり、節約を目的とする節約であってはならないでしょう。
「あのお金は何に使った」などと相手のお金の使い道をいちいち詮索するようになりますと、家庭を創る喜びや意欲が失われて、やがて身も心もすりきれていくことに・・・・。
何事も過ぎてしまえばバランスを崩すということですが、これを以って執着、拘りというのでしょう。
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