愛を語るサディスト

怒り
ある御夫婦、御主人も奥さんも二人とも再婚同士で二人とも子連れの再婚だったがこの夫婦はお互いに幸せを感じて暮らしていた。
しかしこの御夫婦、奥さんの御実家に訪問して三度目にして「もうこの家に来ないでくれ」と奥さんのお母さんに言い放たれた。
「あなたが幸せになるならそれでいいのよ」と結婚を祝福してくれたはずなのに、娘の御主人が本音で物事を語ることが嫌いだと言うことと「肌が合わない」ということのようだ。
奥さんの実家では、子どもの頃から家族愛を口にして子どもたちを育ててきたというのだが、実家に出戻りしている奥さんのお姉さんまでがお母さんと同じように「あの人が来る時は私は家にいないから」と妹(奥さん)に宣言して避けているという。
御主人の実家では、正直を旨として子育てをしてきた環境だという。
本音で語ることはしても、他人の心を傷つけるような言葉を言うような人ではないと奥さんは言うのです。
そんな彼をどうしてこうまで言い切って彼を避けるのだろうか。
彼は子どもたちに慕われ、いい親子関係にある。
どうも彼の正直に本音で話す言葉が、家族愛という理想論を話すお母さんとお姉さんにとっては不都合であり、受け入れ難い存在ということのようだ。
娘さん(奥さん)はそんなお母さんとお姉さんの心ない言葉に打ちひしがれてショックを隠せずとまどっているばかり。
家族愛を口癖のように語ってきた親が、自分の思い通りにいかないことへの苛立ちに、出入り禁止を言い渡すというこの不条理は愛でもなんでもなく、愛を語るサディストでしかないということだ。(サディスト・他人に精神的、肉体的苦痛を与えて満足する人)
人は誰もが愛を求めます。
実はこのお母さん自身が愛に渇き、求めているのです。
自分が何よりも求めていることを、愛という言葉で表現することによって、自分の渇きを隠してきのであろう。
今の時代、「あなたが大切」と感じさせてくれる、そのような愛に飢えている人が多くいるということか。
「あなたが大切だ」と誰かに言ってもらえるだけで生きてゆける。
存在を認められるだけで 人はもっと強くなれる。
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