文字からの霊波動

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精神波動&霊波動の影響
Aさんの質問
「働いているお店の同僚がちょっと変に具合が悪いというから体の邪気を除いてあげられたらと思ったけど、体は特に問題があるようには思えなかった。たまたまお店に新聞を持ってきて置いて行った方がいて、その新聞に気づいて手に取ったら手のひらがピリピリして嫌な感じがしました。この新聞の影響かな?」これはどういうことでしょうかという質問でした。
実はこの新聞、某宗教団体が信者当てに発行しているものなのですが、目を通して見ると内容が教祖の功績を讃えるもの、教団がいかに素晴らしいことを行っているかという宣伝、書籍の宣伝、信者の体験談、その他諸々、等々派手な見出しの新聞です。
あまり詳しく書きますと問題もあろうかと思いますので深くは触れませんが、選挙があると信者の活動がやたら活発になって、普段はまったくお付き合いがないにも関わらず、投票依頼の電話をかけまくる信者たちがいる教団といえば想像がつくだろうと思います。
文字の波動
相談者のAさん(男性)は霊的な能力という意味においては、何ら具体的に自分自身の状況を知っている訳でもなく、霊的能力というものを感覚として理解しているわけでもありません。
しかし、この教団の新聞に触れたときの手のひらの嫌な感覚のピリピリ感は、新聞から発する邪悪な波動を手のひらを介して魂が感じたということです。
自分が自覚をしていなくても、Aさんはある意味では霊的な能力が覚醒しているということがいえるでしょう。
ですから仕事(お客様に触れる)の最中にお客様がついついコックリ、コックリと眠ってしまうことがよくあるといいます。
「何で私のときだけお客様が眠ってしまうの?」というのですが、これなどは体の邪気が抜けるときにはよくある現象の一つであって珍しいことではありません。
私のところで直接浄化を受けた人が、その晩は「タダタダ眠って翌朝はすっきりした」という人もいます。
Aさんは私と知り合ってから「最近、何かしら段々手のひらが敏感になってきました」と話していますが、こういう現象もまた霊的な波動の影響によるもので、個人差はありますが、こういった能力も多少は覚醒してくるものです。
素直な心をもった人の場合は特に覚醒しやすく、それはそれで驕ることなく人の為に癒してあげられるのであれば更に自分自身の心もステージアップしていくことでしょう。
逆に、その方法を教えても自我心があればあるほどその覚醒は難しくなってきます。
パフォーマンスはやれども浄化ができていないという場合がそれです。
但し、このことは必ずしも自我心だけの問題ではなく、前世、過去世においてそのような心の学び、霊的な学びをしていなかったということも大きく影響しているといえます。
人間的に素晴らしい人柄、人格であっても霊的な能力を発揮できない人たちはたくさんいることをみればそのことが理解できるかと思います。
社会的にリーダーシップを発揮することで世に貢献することを人生の課題として生まれてきた人の場合は、敢えて霊的な能力を必要としないわけですから、人間性に優れ、人格としての器が大きければ今世の使命は果たせることになるでしょう。
つまり、誕生前のあの世での計画と約束は、この世での人生に色濃く反映されることになるわけです。
もう一度話を霊波動に戻しますが、私の場合ときどき書店に行くのですが、著書を手に取ると本によっては体に悪寒が走ったり、頭部がざわついたり、胸が苦しくなったり、肩が重くなったり、目がかすんできたりすることがあります。
これはその本の著者の想念から発するエネルギーが、文字を通じてその本に凝縮されるため邪悪な波動を発しているということです。
ですから、どのようにきれいな言葉を並べた内容であったとしても、著者の本当の姿である想念が本に霊波動として働いていることですから自身の霊波動は偽ることができないわけです。
つまり、言葉で偽っても魂から発する霊波動は偽れないし、著者の想念がそのまま著書にあらわれてしまうということです。
先のAさんの話しにでてきた、新聞を発行している教団は国内ではかなり大きな教団ですが、表面的にはともかく、霊的な視点からすれば相当に邪悪な霊波動をもった教団であることは否定できないでしょう。
拝めば救われるといって盲信、狂信の信者を作りあげ、他力信仰の弊害をまき散らし、人間が生まれながらにして備わっている自立心や、無限の可能性を秘めている神性を破壊する危険な教団です。
上層部幹部になれななるほど見栄や権力争い、地位欲等、腐敗している事実を知っているだけに、末端の信者たちが気の毒といったら失礼だろうか。
人間の想念は、それが現象化するだけではなく、言葉にすることで言霊というエネルギーとなって働き、さまざまなものに作用することになります。
勿論、自分の体にも他人の心身にも強く影響します。
「あの人の傍にいるといつも体調が悪くなる」、「あの人の傍にいるといつも癒される」というようにです。
相手がそういうことを口に出して言わなくても、どれだけ自分の不調和な想念エネルギーが自分自身を破壊し、他に対して良くない波動として伝わっているかということでしょう。
それだけに人間の心で念じたこと、思った事、その時の心の状態が、良くも悪くもエネルギーとなって作用したり、反作用となって自分に帰ってくることを知っておく必要があるわけです。
心を調和している人の想念エネルギーは自他を癒しますが、心に不満や愚痴、怒り、嫉み、傲慢さをもっている人間の発する波動エネルギーは、その人が語らずとも周りに居る人たちに強く影響を与えてしまうものです。
そして何事もうまくいかなくなってきます。
しかし、そのことの根本的な原因に気づく人は少ない。
それはちょうど、下の画像のように水の波紋が広がる波動となって拡散し影響を及ぼすというようにです。
波
 
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