言霊・心の苦しみとどうつき合う?

mzl_iawrbkyk_175x175-75生まれながらに背負っている苦しみ
決してネガティブな思考をしているわけではありませんが、人間は生きていること自体が「苦しみ」のなかにあると思います。
人間が生まれながらに背負っている苦しみ、それが人生をいきることのなかにあり、やがては誰もが老いていくことにあり、皆が経験するであろう病気にあり、決して逃れることのできない死にあります。
つまり、生まれてきたものはだれも、老い、病み、死ぬ、という苦しみを避けることができないわけです。
苦しさにつぶされない強さ
だれしも「若くありたい」「健康でいたい」と願わないひとはいないでしょう。
しかし、必ず、老いはやってきますし、病気とまったく無縁でいることもできません。
かなうことのない願いを抱き、かなわぬゆえに呻吟(しんぎん・苦しみうごめく)せずにはいられないのも人間。
そういう意味で生きるのは苦しみです。
また、死ぬことはわかっていても、その恐怖や不安を拭い去ることはできない、これもまた苦しみでしょう。
こういった苦悩は等しく、人間が背負っているものだといえます。
苦しみはまだあります。
愛する人や家族と別れなければならない苦しみです。
かぎりある命を生きているかぎり、両親や配偶者、子どもなどの家族はもちろん、大切な恋人や友人、敬愛する先輩ら、別れがたいひとたちとも、いつかは別れの瞬間がやってきます。
その苦しさは手足をもぎ取られることにも匹敵します。
一方、嫌いな人、関わりたくない人、恨みを抱いているひと、憎んでいるひとに顔を会わせなくてはならないこと、一緒にいなければならない苦しみもあるでしょう。
あの人の顔も見たくない、といったことがこれにあたります。
その他に、欲しいものがどうしても手に入らない苦しみというものがあります。
「働けど働けど、なお、わが生活楽にならざり~」そんな状況はいつ降ってくるかわかりませんし、地位や名誉、能力なども、白分か欲したからといって必ずしも得られるものではありません。
肉体をもち、他の存在を認識し、自分が想い、行動をし、また認識する。
これの繰り返しのなかで心に執着をつくったり、逆に心を成長させていったりします。
わたしたちは色々な苦にまみれながら生きています。
だから、苦しさはあるものとして受けとめ、それにつぶされない自分をつくりあげていくことが大切でしょう。
内なる真我を磨くことで苦悩が軽くなってきます。
内なる真我とは字の如く、本当の自分であり、まことのじぶんです。
心を二層に分けると、普段生活のなかでいちばん使われている表面意識と、瞑想状態のときなどに働きだす潜在意識にわけることができます。
潜在意識は表面意識と違って、非常に調和された心ですから、一切の執着、拘りから離れた意識として働く善なる精神といえるでしょう。
この内なる心をステージアップするための方法があります。
こころの曇りを除く言葉、神性仏性を磨く生き方として、八つの規範を示してみましょう。
「物事を偏らず正しく観ること。偏見をもたないということです」
「決して偏らない思い・心をを大切にすること」
「言葉は言霊といいますから暴言を吐かず、自己都合の言葉を吐かず、正しく話すこと・愛ある言葉で話すこと」
「働くときの意識は不平不満や愚痴ではく、感謝と奉仕の精神を大切に」
「正しい行為をおこなうこと」
「正しい生活意識をもって努力すること」
「正しい念をもって願うことであり、祈ること」
「正しい瞑想の時間をもうけること、静かな時間をもつこと」
これらのことを心がけて生活するのか否かで、随分とストレスに対して対処できる心が成長し、成長すれば心が広くなり、広くなれば執着しなくなり、先に述べたような苦悩が少なくなってきます。
いずれも等しく、こころに留めて日々を生きて欲しいものですが、これまで何度かお話してきたように、言葉には無限の力があります。
言葉ひとつで心の曇りが取り除かれ、光を受けとることが多々あります。
我欲にとらわれず、周囲を明るくする言葉を他人に向けつづけると、関係は必ずよりよいものに変わっていきます。
怨憎会苦という言葉は、字のごとく怨み憎む人にも顔を会わせなければならない苦悩のことであり、人間関係の苦しみですが、ときとして言葉はその苦しみから逃れる最大の武器といっていいでしょう。
他人に向けて発するだけが言葉ではなく、自分に向けてハッキリと言葉にすることによって心が落ち着き前向きになれるものです。
ここでも言霊の力が自分を生かすことになります。
病や死の苦しみも、魂のこもった言葉をいいつづけることで軽減されます。
病に倒れて、「もう、ダメかもしれない」というのと「私は生かされている。頑張るぞ。きっと生き抜いて見せる」というのとでは、その後の生き方が大きく変わってくるのは間違いないところで、これは私自身の経験からの言葉です。
言葉は命に光を注ぎこむものです。
言霊は苦しさと正面から向き合う智慧です。
いかなる状況にあっても生きる力を与えてくれます。
想いを言葉にすることによって、自分を生かす言霊になること請け合いです。
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