幼い子の憑依はなぜおきるのか

2020年3月7日

以前にも幼い子の夜泣きや、異常な泣き方についてふれたことがありますが、今朝はこれまでの相談内容には幼い子どもたちの霊障、赤ちゃんの霊障ということがありましたということについて再度述べてみたいと思います。
事例をいくつか述べてみましょう。
赤ちゃんの誕生を祝い、健康と長寿を願って神社に詣でたその日から夜泣きが始まり、だんだん酷くなって大変な思いをしたという例。
赤ちゃんのときから異常なほどの泣き方をして小児科に相談したが、何も異常が見つからず手の打ちようも無く、親の方が疲れ切ってしまってノイローゼ状態ですという例。
4歳の保育園児がご飯も食べられず、夜泣きやお昼寝の途中にいきなり火をつけたように異常な泣き方をして怯えていたという例。
夜になってお布団に寝ると決まって下半身がサワサワして気持ちが悪いという小学3年生の子の事例。
家の床下を指差して人が寝ているという幼い子の例。
見えない人と会話している幼児の例、等々たくさんあります。
中学生、高校生、大学生でも霊障に苦慮している人たちはたくさんいます。
実は、自分のことでありながらも、霊障の事実やその原理、仕組みということを知らないがために、大変つらい思いをしている思春期の子どもたちは意外と多いのです。
健康祈願と健やかな成長を御祈祷するはずの神社に詣でて何故霊障がおきるのか。
お墓参りに行ってなぜ体調を崩してしまうのか。
お葬式に行って具合悪くなる人。等々。
きょうは幼い子どもの霊障について述べてみようと思います。
赤ちゃんの夜泣き
なぜ赤ちゃんの異常な状態ともいえるような夜泣きがあるのだろうかということを考えてみますと、一つには体の健康状態の影響による夜泣きが考えられます。
そして赤ちゃんの欲求(排泄で気持ちが悪い、お腹が空いてオッパイが欲しい)からくる夜泣きもあるでしょう。
ところが、そういった兆候がまったくないにも関わらず酷い夜泣きをするということであれば霊障を疑ってみることも必要かと思います。
一つには、その子の魂が過去世において何らかの霊的な覚醒をしている場合、あるいは霊的なことについて学んだことがあるということ。
もしくは宗教的教義を学んでいたことが霊的進化につながっているというケース。
つまり、上記のような学びは、今世において霊的次元へのコンタクトされやすい魂となって誕生しているという場合です。
霊的な覚醒は、良くも悪くも、異なった次元とコンタクトされやすいというリスクがつきものだということ。
それだけに、自分自身が心を乱さないような生活を心がける必要があります。
そうはいっても、幼い子どもの場合は自分で心を調えるなんてできるはずもなく、できる限り親御さんが家庭環境を調和させるようにする努力をしなくてはなりません。
心の安らかな光の波動で家を満たすということです。
ただでさえ敏感な子の場合、家庭環境に不調和な部分があれば尚更その不調和な波動によって霊障が増してくることにもなりかねません。
そのような意味で言えば、親の生活習慣や家庭環境が赤ちゃんや幼児にとって好ましくない環境である場合も夜泣きや、急変した異常な泣き方になる場合があろうかと思います。
こういった夜泣きや、異常な泣き方は、適切な対策が講じられることで、その日から、あるいは数日で治まる場合もあるでしょうが、そうでない場合は数週間、数か月、一年、二年と続いている事例もあります。
赤ちゃんや幼児の健康を医学的にとらえた場合、お母さん、お父さんの仕事や日頃の生活習慣が赤ちゃんに与える影響はとても大きく、赤ちゃんの体内時計を乱すような生活が最も問題があるとされています。
生れた時から異常なほど夜泣きする赤ちゃんもいますが、この場合は、霊障に限らず、お母さんの体内にいるときから赤ちゃんにとって家庭環境が良くなかったということも否定しきれません。
霊的背景
赤ちゃん、幼児がすこぶる健康で、生活習慣も特に赤ちゃんに悪影響を与えるようなことは見当たらない場合は原因がどこにあるのか。
事例としては、お母さんが老人ホームで働いているということで連れて帰宅するということがありました。
意外と老人ホームは霊的には結構キツイものがあります。
ホームで亡くなる人も多く、心不調和な老人も居住していますから霊的にはかなりステージが低い環境であることは間違いありません。
このことは私自身が直接ホームを何度も訪れてみて、施設と仏間を拝見し、実感したことですから述べておきました。
赤ちゃんの前世
大人なら邪気をもらうということもそれほど問題なく考えられるけど、どうして純粋で無垢な赤ちゃんまでそういうことになるんですか?という疑問を持つ方もいました。
当然の疑問かと思います。
確かに赤ちゃんは大人と違って、何年も生きて心に汚れを溜めている訳ではないという意味では心の波動が低いはずもなく、荒いはずもなく、不調和でもありません。
そういう穢れのない赤ちゃんが何故霊的な影響を受けてしまうのかとなると、実は、魂というのは生まれ持った個性、特性があって、その特性は前世、過去世から引き継がれたものであるということ。
ですから、赤ちゃんによっては霊的に敏感な子もいれば、鈍感な子もいるのです。
敏感な赤ちゃんや幼児の場合は、人ごみのなかに入って行った時など、人々の邪気に触れることによってぐずったり、泣きだしたりする場合があります。
あるいは、お父さんや、お母さんが仕事をもっていて、職場で邪気をもらったまま家に帰ってきて赤ちゃんや子供に触れることによって赤ちゃんが夜泣きをするという流れもあります。
こういった場合にも浄化をしますとやはり夜泣きが治まります。
こういう場合は、赤ちゃんに問題があるのではなく、お父さん、お母さん、家族のほうに何らかの霊的な原因、あるいは不調和な心の波動を放っているということも考えてみる必要があります。
例えば、以前の記事でも述べたことがありますが、夜泣きをする赤ちゃんの浄化をすればすぐに治まるのですが、再び夜泣きを繰り返すということがありました。
よくよく家庭環境を聞きましたら、赤ちゃんのお母さんのお母さん、つまり、お祖母ちゃんが宗教にハマっていて、その教団から様々なお守りやご利益グッズを家に持ち込んで、子どもの身につけさせていることがわかりました。
これがとっても良くない。
宗教団体名は公表できませんが、非常に欲望の渦巻いている教団で、被害者もあり、怪しいカルト教団といってよいでしょう。
こういう場合はその宗教に関わっているお婆ちゃんが邪悪なものを被って家に連れてくることによって赤ちゃんが敏感に反応した結果だということがいえます。
宗教というものは、その教団の教祖、幹部たちの精神ステージがどの段階にあるのか、教祖の心の内にはどのような志があるのか、足ることを忘れた自我からくる欲望があるのかによって、その背後で暗躍する見えない霊達たちの存在も大きく、信者やその信者に間接的ではあっても関わる人たちにまで影響するのです。
善なる波動は愛として影響し、邪悪な波動は災いとなって悪影響を与えてしまうわけです。
それは神社であっても寺院であっても宮司や神職たち、そして僧侶たちの心如何で同じような現象が起きてくるということです。
神社全体の霊域が非常に清浄なものであれば、境内もその周囲、拝殿も、空気が柔らかく、澄み切った感覚というかたちをもって感じられるはずであります。
逆もまた然りであります。
人間の発する心の波動は、その人の魂のステージを如実に表すエネルギーとして、邪悪な世界の住人達にも通じるし、比較的高い次元の諸霊たち諸天善神や神仏にも通じるものです。
ですから心如何によっては、それはそのままあの世の邪悪な霊達からもコンタクトされるということにもなりますから、務めて自身の心の調和を心掛けて生活していく必要があるわけです。
赤ちゃんや、幼児の夜泣きは生活環境からの影響があることは勿論ですが、一面にはこういった霊的な影響によって発生する夜泣き、昼の突然異変ということも事実としてあるということを、私自身が直接関わったことで何度も体験して確証を得、学ばされたのでした。
※きょうも最後までお読みくださいまして感謝もうしあげます。 スピリチュアル