永遠の未完成
「永遠の未完成、これ、完成なり」
という宮澤賢治の言葉があります。
これで完成、と思えば自分の成長が止まります。
これで完成、と満足したところで、なにも見えなくなる聞こえなくなることがあります。
完ぺきで無いという現実。
欠陥だらけであるという現実。
他者のほうがより優れているという現実。
こういった経験はたくさんしてきました。
これらの現実から目をそらさず、その現実をわかった上で、
「永遠に完成に向かって前進し続ける未完成」でありたいと思います。
夢もまた、永遠にかなえられることなく、しかし、毎日毎日、より大きく育ち、
ひとの一生をより大きく育てていきます。
そういう未完成の日々の集大成がひとの人生という、大きな完成像を、形成していくのでしょう。
現実は、人生は、試練もたくさんありますが、じつは夢の対極にあるのではなく、私たちの夢を持続させ、育ててくれる、大きな環境であろうと思っています。
その環境に対して上手にありがとうと言える心こそが、夢をもてる人。
夢は、賢く、勇気のあるひとだけが見ることができるのだと思う。
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