表裏一体
死について
私は今月5日に縁者の葬儀に出席してきました。享年72歳の男性、昨年4月に末期ガンを宣告されて以来、一年の命を灯した。
親しい人たちからの弔辞(ちょうじ)が述べられていた。
弔文(ちょうぶ ...
狂信・盲信
私のお母さんは『霊感がある』と言ってるという娘(48歳)Aさんからの相談。
『母が高額で様々な御利益グッズを次々と教団から買い自分のところに持ち込んでくるのですが、その度に自分はいつも頭痛がしたり具合が悪くて困っています。 ...
自分の生き方
逆境を生きるために
『禍福は糾える縄の如し』(かふくはあざなえるなわのごとし)
禍(わざわい)と良いことは縄をなうときのように交互にやってくるものだという意味です。
誰もが経験していることでしょうが ...
商業仏教
今月6日の読売新聞に載った記事を一部紹介してみます。
葬儀で僧侶に渡す「お布施」を巡り、東京国税局などの一斉調査で判明した僧侶派遣会社や葬儀会社約10社による計約5億円の所得隠し。
複数各地の派遣会社に登録し ...
自分を育てる
夫婦間のトラブルから『私は何のために生まれてきたのだろう。』と嘆(なげ)いている人がいる。
人間は誰もが認められたいところもあるがゆえに、虚しさを感じることもある。
私も、あなたも、この人も、あの人も、人間は何 ...
投稿記事タイトルの一覧
2013年5月~9月迄の記事タイトルは後日アップ予定。
邪宗教から抜け出せない理由 危険な現世利益信仰の流行 仏教がなぜ葬式仏教になったか 地獄のスポット・間違った信仰 悟りの境地に到る道 素直な心と平常心 ...
諦念(ていねん)
デイサービスに出かけたり訪問介護のお世話になるようになってからは顔を合わせなくなったが、それまでは何かにつけて相談してきては愚痴をこぼす80歳のお婆さんがいた。
人当たりはとてもよく見えるが、私はいつもこのお婆さんの心に傲 ...
にんげんの矛盾
私は無類の犬好き。我が家に流れ着いた猟犬を含めてこれまで4頭を見送った。現在は14歳の雌の老犬と野鳥の声を聴きながら毎朝の散歩を楽しんでいる。
特に犬の場合は介助犬や盲導犬のように人間に対し生活の中で直接的に関わり貢献する ...
何の為の人生?
人間は宗教のために生まれてくるのではない
朝の5時過ぎ、目が覚めると外ではもう野鳥の声がにぎやかに聞こえている。
丁度、雛(ひな)がかえったばかりの子育て真っ盛り、餌を運ぶ親鳥は忙しい。
私が朝ごは ...
立場と分を知る
立場と分
運動を始めるときにはウオーミングアップというものがあるし、文章にも序文というものがあります。会話も同じで何の前触れもなくいきなり本題を話しかけてこられると本当に戸惑うものです。
心の準備ができていない私に ...