医療現場で働く人からのメッセージ
「世界一、医者が好きな日本人」
「とりあえず病院へ」は、医者の“おいしい“お客」
「医者に殺されない47の心得」という著書の紹介を兼ねて上、記のように二回投稿しましたが、この投稿に対してコメントをくださった方のメールを許可をいただきましたので紹介いたします。
こんばんは。OTです。
メールで失礼いたします。
先生のブログ、読ませていただいております。私もアメブロをやっていますが、先生の素晴らしい内容に比べ私のはどうでもいい内容でお恥ずかしい限りです。
今回先生が紹介されている本は私も読みました。
コメントしようと思ったのですが、プライベートな部分で少々問題がありますのでメールを送らせていただきました。
実は私、○○県の某医大にある高次救急センターで医療事務の仕事をしています。
近藤先生の本に書かれてあることを救急センターで日々感じていて、時には医師や看護師に、時には患者さんに憤(いきどお)りを感じています。
私が勤務している一次二次外来は救急車以外で来院する方々を診察しますが、そこも救急であるにもかかわらず緊急性のない患者さんがとても多いのです。
仕事を休めないから、日中は混んでいるから、そんな理由の患者さんばかりだと推察されます。
電話相談も多く、『アフターピルがほしい』や『子供が泣き止まないから連れて行った方がいいか』など、首を傾げたくなることばかりです。
腹痛やアレルギー症状で来院した乳幼児の親に何を食べさせたか問うと、耳を疑うような、スナック菓子と答えたり・・・核家族化が原因でしょうか・・・?
救急要請も車がないから、タクシー代がないから、そんな理由で救急車を呼ぶ。
医師もクレームが怖くてはっきり言わない。
日本の医療はどうなってしまうのでしょうね。
薬のことは本当に心配です。特に精神科の薬の多さには驚かされています。
精神科は初診は受け付けないので、来院する患者さんは精神科外来に通院している人たちで、次の予約日まで待てない状態になり来院されます。
大量服薬やリストカットも多いです。
救急だから仕方ないかもしれないのですが、処置は点滴か薬の処方です。
精神を患っている人にとって、この薬のカプセルや液体は何をもたらしてくれるのか。
60代の患者さんを80代の親が連れてきたり、30代の母親の付き添いが小学生の子どもだったり、胸が苦しくなることもいっぱいです。
精神科の救急体制は迅速な改善が必要だと思います。
先生が提言されている減薬、断薬治療への移行も急がねば人間はどんどんダメになっていくような気がします。
ブログでも公表していますが、私は40歳の頃、子宮体ガンを患い全摘しています。
運がよかったので抗がん剤や放射線治療はしていませんが、救急センターに来院するこれらの治療を行っている患者さんの衰弱を見ると、今後またガンを患ったとしても治療はしたくないと思っています。
10年前は何もわからず受けた手術も選択しないかもしれません。
悲観したり自暴自棄になるのではなく、近藤先生がおっしゃるように放置するほうが長生きするように思えてならないからです。
固定給がほしくて始めた仕事ですが、他に私が行っている代替療法と西洋医学の間で勉強させてもらっています。
一喜一憂するだけでなく、多くのことを吸収せねばと思います。
長くなってしまいましたが、先生のブログに感動して思いを伝えたくなりました。
いつも更新を楽しみにしております。OT
※きょうも最後までお読みくださいまして感謝もうしあげます。何かしら参考になるものがありましたら下のバナーをポチッとクリックして頂ければ幸いです。
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