胎教

胎教6

人間の出産に宗教や儀式はいらない
この世における人生とは、あの世即ち天上界で親子の縁を結んで生まれて来た人間が、一生を通じて、死ぬまで霊(魂)の修行をしてゆく過程。と私は思っている。

その人間の出生に際して、特別の信仰とか神社仏閣への参拝などの儀式が必要なわけではないことを言っておきたい。

生後6カ月まで何の問題も無くスクスクと順調に育っていた赤ちゃんを連れて、神社に参拝に出向き、お祓いをしていただいたその晩から毎日、機嫌が悪く、夜泣きが始まった例がある。浄化してピタリと治まったが気をつけなければならないケースです。

宇宙創造の意識によって、定められた自然の法則に従って生まれて来、その法則に従って心を調和させ、心を明るくして生きてゆけば、それだけで健康な明るい、人を愛せる子供が育って行くのです。

そして健康な心を持った人間は、自然に人生を真の意味で健康に生きることが出来る。

心の健全な人間だけがこの地球上に住むということになれば、そのような人間がつくる家庭や社会には、虐待、いじめ、差別、闘争、戦争、殺人等というようなことは絶対に起ることはない。

このブログを読んでくださっているあなたの心にイライラや不満、愚痴はないだろうか?

妻に対して思いやる心で接しているだろうか。夫に対して不満な想いだけを優先していないだろうか。

世界を平和にする近道は、現在の世界をどうするかという現実の世界の改革改造と同時に、心身に歪みを持たない心身ともに健康な子供を生み育てることではなかろうか。

こういうことを言う理由は、唯単に一人一人の皆さんの幸福を願うだけでなく、世界の平和、ユートピアの実現を念願しているからである。

これまで述べてきた胎教にある通りのことを実践されるならば、そして心のあり方をされるならば、必ず心身共に健康な子供を生み育てることが出来るのです。

決して何か特別の宗教や宗派の信仰をしなければならないということはない。

ただ、宇宙創造の意識が存在することを知り、それに感謝し、あの世がありこの世があり、あの世もこの世も、自然の法則によって存在せしめられていること、その法則に随(したが)って生きてゆけばよいことを知っていただきたい。

「つわり」は、体調だけの問題ではなく、妊婦と胎内の子供との魂波動の相違によって引き起こされる現象です。

つまり胎内の子供の魂は、天上界の光り輝く調和された世界から下生してくるのです。

その時、妊婦の心が調和され喜びに満たされていると、つわりは起らないが、妊婦の心が不調和で、不満、悲しみ、怒り、嫉妬、怨みなどの心があると、その度合いによって、つわりも弱かったり強かったりするので、つわりのひどい人は、自分の心をまず調和させることで改善できるのです。

『つわり』は胎児と母親のバイブレーションの不調和が根本にあることを知っていただきたい。

受胎してくる子供の性格の影響で、妊婦の食べ物の嗜好が変わることがある。

同じお母さんから生まれてくるのに上の子を妊娠した時は柑橘(かんきつ)類が食べたくてたくさん食べたけど、下の子を妊娠したときは野菜がダメで肉類が食べたくて食べていたというお母さんががいました。

やはり生まれてみたら二人の子の好みが全くその通りだという。これは胎児の好みをお母さんが感じ取っていたという証拠です。ですから自然に逆らわずに欲しくなったものを適度に食べていいのです。

障害の影響はどうしたら修正できるか

心を不調和にしたことが原因である場合、その子供を妊娠していた時の状態に心を帰すことです。

先ず、一人で心静かに瞑想をして、心を天(宇宙の意識)に対する感謝と、周囲のすべての人、物事に対する感謝で満たすこと。

そして、『お母さんの心の不調和によって、本来ならば健全な五体を持って生まれるべきあなたの肉体に、このような障害をつくってしまって申し訳ありませんでした。

お母さんは今、あなたがお腹に宿っていた時のことを反省しています。あなたが障害児として生まれてこなければ、お母さんはこのような反省はしなかったかもわかりません。

あなたは障害児として生まれることによってお母さんは大事なことに気づかされました。心からそのことについて感謝をします。』と。

そういって次に、既に子どもが健康体になっている状態を、心の中にありありと描き、宇宙意識に対し、

『この子どもに光をお与え下さい。この子どもを健全にして下さいましてありがとうございます。』と心で念ずるのです。

このような念じ方は「既に健康体と信じる」ことが効を奏する秘訣である。

しかめっ面で悲しそうな哀れな表情をして、乞食が物をねだるような、そういう気持ちで特別にお恵みを与えて下さい、というような心では祈りは実現しないのです。

子どもが小さければ小さいほど、肉体の新陳代謝が活発ですから改善や治癒するのも早いから、是非とも信じて実践してください。

精神障害、ノイローゼ、非行、暴力の子どもはこうすれば治る。

夫、または周囲の人々との不調和により、あるいは「性」に対する葛藤などから、妊娠を喜べず、否定的であったり、心ひそかに流産や子供の死を願ったりしたことが原因である場合が多いのですから。

『縁あって、あなたがわたしを母として生まれてきて心(魂)の勉強をすることになっていたのに、わたしはあなたが、わたしのお腹に宿ってくれたことを素直に喜べず、ひそかにあなたの死を願ってしまいました。どうぞ、わたしを許して下さい。』と、

心から反省し懺悔し、既にその子供が健全であることを心の底深く思い浮かべて念じ続けることである。

この場合に、その子供を妊娠していた時の状態を心に描き、その時の人間関係、姑、夫、小姑その他、自分が激しく感情を動揺させた相手との関係を思い起こして、『このようなことで、このような思いを持ちましたことをお許し下さい。』と、心から悔い改めることである。

一ぺんにパッと治るのではなく、ある程度時間がかかり、徐々によくなっていくから、少しでもよい兆候が見えたらそのことを喜び、『必ずよくなる』とますますよくなっている状態を心に描き続けることです。

変化の遅いことにイライラして、「まだよくならぬ」と否定的な悲観的な想念を絶対に起こさないことです。

胎教とは妊娠している母親の想念の在り方と生まれた後の子供の全てを意味する。

母体の持ち主であるお母さんの心の波動と宿った胎児の心は一つの身体を通して深く想像以上に深淵で霊的なバイブレーションのつながりをもっているものです。

そのことが良くも悪くも胎児にとってはストレートに影響することを理解できれば、如何に妊娠中のお母さんが心を安定させなければならないかがお分かりいただけるはずです。

人間は心でつながっているものです。お金でつながっている家族や人間関係はお金が不足すれば必ず溝がうまれて、やがて崩壊することになります。

目の前の夫婦関係を円滑にできない家族はいつも子供の諸問題で悩みを抱えて苦悩しています。子供の問題を解決したいなら、先ずは自分自身と夫婦関係を省みることで可能となるのです。

価値観が違うからと相手が変わることを望んでいるうちは問題が改善されることは100%あり得ない。自分の思いと言動を知ることから始めれば道は必ず拓けます。

胎教1~6迄、述べてきましが、今回で終了です。最後までお読みいただき、ありがとうございます。ご夫婦の問題、親子関係の問題など、相談をご希望の方はご連絡いただければお応え致します。岩手県 盛岡市&滝沢村 無料カウンセリングkandou0822@yahoo.co.jp