涙・一滴の海
手足や言葉の自由を徐々に奪われながら最後には体の運動機能を全て喪失してしまう難病脊髄小脳変性症と診断され、1988年5月23日 26歳の若き生涯を終える。
『1リットルの涙・亜也さんの日記』の抜粋です。
生きた ...
深遠な心の道
調和されているはずの心の中から、感情だけが表面に出てふくらんだなら、情緒不安定、怒りっぽい、自己保存的となり、心の安らぎが得られない。
相手から欠点を指摘されたりすると、すぐ頭にくる人々がいるし、実に多い。
自 ...
金縛り
「あれ、目が覚めたのかな?」と思って薄目を開けても、まだ周りは暗い。よく見ると身体の上に何かが乗っていて、だんだん息苦しくなってくる。
胸の上のものは、この世のものとは思えない。怖くなって叫ぼうとするけれど、声が出せない。 ...
罪
仏教徒、僧侶のなかには、本来、悪はないと悪の存在を否定し、全ては善であり、悪に見えるものも実は善が悪を装っているに過ぎないと説く人がいるのだが、否、全くの間違いである。
人間の魂は本来、神の子として神仏に連なるものではある ...
愛ある信は力
アルジェリアの天然ガス施設で続くイスラム武装勢力による人質事件では既に犠牲者も出てしまった。
人は誰しも目的をもって生きていよう。目的のない人は、まずいないと思います。
人の目的はさまざまであろうが、その要約さ ...
正念と邪念
念は正しく使わなければならない。
一つの事が成就するということは、その前に思いが最初にある。「こうしたい」、「こうなりたい」という念、思いは、ものをつくり出します。「想像」は「創造」なのです。
たとえば、小さい ...
短気な若者
肉体は魂を磨く道具である
私の知り合いに腕の良い大工職人がいる。彼の作業場はいつもきれいに掃除が行き届いていて整頓され、とても気持ちが良い。
あるとき弟子が作業しているときに、下に置いたノミをまたいでいった姿を ...
夫婦の現実逃避
想念は正しく使わないと幸福にならない。
不幸だという人は想念の正しい使い方がわかっていない。
誰しもが自分は不幸になりたいと思って生活している人は一人もない、むしろ、幸福になりたいと思って生活をしているのに、出 ...
偽我と善我
大宇宙、大自然の支配者である唯一なる意識は、公平にして無私、人もまた、平等にして差別のない心の所有者である。
それなのに、人の世は能力の別、好みの別、体力の別、知識の別、節度の別、生まれた環境の別があり、喜怒哀楽にも、相違 ...
善因善果
意志は行為です。意志がなければ、物事を具体的に成就させることはできません。
意志は八正道(心眼を開く・偏見からの脱却)の念と非常に関連を持っており、したがって念の在り方が意志の機能を正しくさせていくでしょう。
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