心のメタボ
現代に生きる私たちは、モノや組織や社会など、さまざまな事柄に囚われながら生きています。
物欲、出世欲、悪事への誘惑、嫉妬、執着などの禅でいう煩悩にがんじがらめにあっているわけです。これが心の肥満でありメタボです。
現代生活の空虚感
敷石のなかに蹲踞(そんきょ)する自然石と少し生えた苔(こけ)だけの庭園、徹底的に余分なものをそぎ落とし、的を絞った姿が訪れる私たちの心を静寂の世界に導き、ひとときの安らぎを与えてくれる。(京都、竜安寺の春)
現代の世の中を ...
男と女の役目
天地創造から男女の役目
古事記は紀元711年。太安萬呂(おおのやすまろ)がまとめた史書であるといわれている。
上、中、下三巻から成っていますが、上巻には、天地、自然、國土、人間がいかにして生成し、人間の生死がど ...
雨にもまけず
生きるとは
昨年3月11日午後2時46分東日本沿岸。
津波が多くの人命と町を飲み込んでから今日で1年になる。
愛犬抱え、電線伝い…「生かされた命、役立てたい」岩手県大槌町Uさん(63)「生かされた、 ...
心に落とす
私はカウンセリングのなかで、多くの人たちから、たくさんのお話を聞かせていただいてきました。
その人の誠意や真心から出たことばや行動はそれ自体が尊く、私の心を打ち感動します。
逆に、自分のなかに不満や過ぎた欲望や ...
感謝は心を開く
私のこれまでの人生62年間にどれだけの失敗があるのだろうか。正直、数えきれない。
その数えきれない失敗から学んだこと。とかく失敗すると気持ちが折れてしまったり、やる気をなくしたりしがちなものですが、失敗したところでやめてし ...
驕りと傲慢
驕(おご)りと傲慢(ごうまん)
つい先日、ギックリ腰で思うように歩けないと言って来院した方がいた。
脳神経外科内科に一週間ほど通院して腰にブロック注射をしていたが、一向に改善されないという。仕事を休んで静養はし ...
葬儀
致死率100%、人間が必ず通る道です。
近年、葬式の様相が目に見えて変化をしてきています。
その形態は自由葬、直葬、家族葬、密葬、と様々な言葉で表現されている。
大きくはふたつに分類できそうで、ひと ...
内省
内省は無限の光を放つ源泉であるが、それを探し当て、くみ出すのは自分しかできない。
内省は何のために行うのか。
内省の目的は、自分自身や他の人々を責めることではなく、ましてや賞賛することでもありません。ただ、公平 ...
内省と守護霊
あなたは、塩の味について説明できますか? 塩を一度も味わったことのない人に、言葉で理解させることができますか?
塩は白い水晶のような固体で、主に塩化ナトリウムから組成されている、と説明する人がいるかもしれません。 あるいは ...