看護師長のうつ病
『仕事をしていて頭痛と目眩(めまい)と吐き気がする、患者さんに話しかけられると頭重感で苦しい、時折、拍動の強い動悸がする、不安感で眠れない、勝手に涙が出て悲しくなる』こういった症状を訴えて相談に見えた某総合病院に勤務する看護師長のAさ ...
過剰服薬・死亡の患者
私は、昨日のコラムで『精神疾患・出し過ぎる薬の弊害』と題して早朝に投稿した。たまたま夜に読売新聞の記事で医療ルネサンスを見たら『過剰服薬・死亡の患者も』というタイトルで精神科医療の問題が提起されていたのでした。
私が何年も ...
精神疾患・出し過ぎる薬の弊害
私はこれまで、うつ病を患っている人や、パニック障害、摂食障害、その他の精神的疾患で相談にくる方々に薬の副作用とその事例を知らせ、減薬と断薬を奨めてきたが、そのことによって実際に数年来の症状が軽減されたり、回復して社会復帰できた人たちが ...
女の試練・男の決断
心の傾向性(癖)
A子さん76歳はうつ病を患い、眼は虚ろで言葉にも覇気がなく、食欲がないために体力もなく、5分とイスにも座っていることができず、すぐに横になりたがった。
投薬治療をするも全く改善がみられないとい ...
試練と病気・調和の法則
心の悩みを抱えて相談に来る方々のなかには、いわゆる『生真面目すぎる』人も少なからずおられます。
偏らず真面目な人はそれが長所といってよいだろう。しかし、生真面目というのは「非常に真面目過ぎて融通が利かない」ことをいいます。 ...
うつ病は何故増えるのか
うつ病などの精神疾患で仕事や日常生活に支障をきたすケースが増加している。
症状が続くうつ病の患者数(躁うつ病を含む)が、昨年4月時点で100万人を超えたことが厚生労働省が3年ごとに実施している患者調査で分っている。 ...
心霊写真は存在するか
オーブ写真(上部に5体、右下に1体)
ある某大学の○○教授は、スピリチュアリズム批判の急先鋒であり、批判本も出版しています。
科学的なアプローチによる懐疑主義というのは、スピリチュアリズムやオカルティズムの危険 ...
キズをキズキに変える
人という漢字は人が支え合っている姿そのものを表現しています。
私たちは出逢い、めぐり逢いのなかに色々な経験をするのだが、それを良き出逢いと思うのか、悪い出逢いと思うのか、その決め方は、受け止め方であり、意味づけであり、気づ ...
心の富・希望と安らぎの光り
自信喪失・うつ病・自我・言霊
アンドリュー・ソロモンというアメリカの作家がいます。彼は自分のうつ病体験を『真昼の悪魔―うつ病の解剖学』という著書に記していますが、その中で、うつになって失った最も大切なものは友人であると告白 ...
うつ病患者の欲望
3年前のある日20代後半の女性が人事不詳(意識がはっきりしない)の状態で親御さんに付き添われて相談にみえた。
親御さんの話しだと、うつ病で心療内科の投薬治療は続けているが、このような状態が5年ほど続いているという。 ...